
久しぶりに訪れたHARMAS GALLERY。
高橋大輔さんは最初見た時のインパクトがものすごく残ってる。
(高橋大輔「絵画の田舎」(アルマスギャラリー))
気持ちいいくらいの絵の具の特盛!
見ると気前がいいなっていう気持ちになるんですよね。
あれからもう何年も経っている。
さてどんな風に変化してるだろう。
そんな期待をして作品と対峙してきました。
おおおお。
まず気づいたのは支持体が多様化したところ。
以前は絵の具がもりもりと全面に出ていたのが、今回は支持体をあえて出すような作りのものも。

パネルをだしてたり、はたまた麻布だったり。
あと額縁を模したように周囲を囲むのもまた絵の具だったり。
そして、1番やられたなと思ったのはリミックス。
なんと過去の作品の部分を削ぎ落として貼り付けてる。
切り取られたエッヂの直線の生々しさがたまりません。
絵画であるのに厚みのある絵の具は物質としての重厚感と存在感を放つからこそ効果のある手法。
構造がとても楽しい展示でした。
12/5まで。
金土日のみオープン。12:00~19:00
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