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草間彌生「永遠の永遠の永遠」(埼玉県立近代美術館)

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草間彌生「永遠の永遠の永遠」を見に、埼玉県立近代美術館へ行ってきました。

いつもの公園の入口の看板はインパクトありあり。

作家自身の姿が出てくることにちゃんと意味があるなあと。

そんじょそこらの若手が敵わない圧倒的な存在。


さて、のっけから美術館は草間カラーに支配されていました。

ガラスには赤玉が貼り付けられててこの場がいつもとは異なった雰囲気に。


ロビーの赤に白玉のオブジェにはおそらく草間さんが描いたであろうドローイングも。

けっこう、気がつかずにスルーしちゃうひとが多かったように思います。


明日咲く花

松本市美術館の庭のオブジェを思い出しました。

毒のあるかのようなこの色味がたまりません。


草間さんと撮影出来るコーナーも。


六本木アートナイトでは遠かったやよいちゃんもこんな近くに。


こうして見るとやはり大きいですね。

さて、前置きが長くなりました。

今回は意外にも近作がほとんど。

2009年から2011年にかけて描かれた「わが永遠の魂」が中心。

「愛はとこしえ」も50点のうち40点弱が展示されていました。

こちらは黒のマーカーペンで描かれていますが、わが永遠の魂のほうはアクリルでカラー。

でも描かれているエッセンスは、愛はとこしえからの続いているものが多いように思いました。

年齢的に考えてよくぞここまでの点数を制作出来たなと驚きました。

気になったものを何点か。


☆静かな朝のめざめ

青、黒、赤。

この黒の点というか隙間のフォルムの変遷の塊がちょっと他のとは異なっているなあと。

こういう思ってたのと違うのを見られると嬉しいですね。


☆果てしない人間の一生

描かれているモチーフは想定の内なのだけども、これは色違いがカラフル。

このシリーズ、わりと色数は抑えてるのが多いのですが、これは色数も多く楽しい構成。


☆星たちの消滅(銀)

銀ベースのバックに星と思しき点がいくつか。

この淋しさはなんだろう?

ここでは画面いっぱいにイメージが満ちてはおらず、かなりスカスカのところに丸がいくつか描かれている。


あと、この他に新作ポートレートが3点。

これは今回の展示の為に制作された草間自身の自画像。

銀色、水玉の肖像画。これはやっぱり草間さんにしか描けない。



☆チューリップに愛をこめて、永遠に祈る

白の空間に赤玉がいっぱい。くらくらしますね。

チューリップの彫刻は3点。

彫刻は撮影オッケーなのでみんな撮りまくっていました。


あと、常設展示のほうにも草間さんの初期の作品や最近のケータイの作品も展示されているのでこちらも是非!

今回は展示のラストに特設のショップがありかなりの盛況でした。

一階のいつものショップも大混雑。レジ待ちの列が出来ていました。

本日5/20が最終日!

緑の向こう

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木と木が繋がって見えてゲートのよう。

茶色のU字の向こうにはグリーン。

行ってみたくなるその向こう側へ。

日光田母沢御用邸記念公園

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日光田母沢御用邸記念公園に行ってきました。

ほほう、こんな場所があるなんて知りませんでしたよ。

御用邸だったところですが解説を読んでびっくり。

仮皇居、東宮御所だったこともあるのだそう。

公園という名前ですがこの建物がメインです。


看板が渋めでよい感じ。


驚くのはこの建物の広さ。こんなふうに入り組んでいて部屋が106室もあるのだそう!これは案内の導線がなければ迷うこと間違いなし。


外観は純和風なれど、中には絨毯がひかれきらびやかな照明のある和洋折衷の部屋も。


この屋根の繋がる構造がなんとも不思議。


ほとんどが平屋。これは数少ない2階の部屋から。3階の部屋がひとつだけあるもののそちらは期間を限定して公開


向こう側に見えるお庭の景色がキレイ。


こんな部屋も。

御玉突所。そう、ビリヤードのお部屋。調度がいちいちかっこいい。


これ、何のボタンか分かりませんでした。でも、空調か何か??


謁見所。

天皇陛下がご滞在中、公式の謁見を行うお部屋で、御用邸で最も重要なお部屋です。


お庭から見た3階の御展望室のある部分。


この枝垂桜は樹齢400年!


「ここから先にはいけませぬ」の印、関守石。

この記事はこれにておしまい。

書けてなかった最近の展覧会など

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奥絵師・木挽町狩野家(板橋区美術館)

所蔵品だけでここまでよい内容。しかも無料。

一部の屏風は畳の上に上がってガラスケースとか無しに直接見られてしまうという他ではちょっとあり得ないこと。

目黒区美術館は区の財政難を理由に原爆展を中止したというが、かたや無料の展示もありってことで。



国展(国立新美術館)

知人の画家・森本恭代さんが出していることで案内を頂いて見に行っていた。

うーん、点数は多いけど。

なんて思ってて見つけた森本さんの作品が明らかに他の作品とは違ったトーンでとてもよいと思いました。

なんと、会友賞を受賞されていて納得でした。



新屋 進展「Inside of the Japan/Nippon's Mind」(ガルリアッシュ)

オープニングに行ってきたものの大盛況で作家さんのお話を伺うことが出来ませんでした。

写真としてストレートでばっちり撮れているのでノイズ加工しなくてもいいのではとか思ってみたり。ほんと個人的な好みの問題なんですが。



イ・ブル展「私からあなたへ、私たちだけに」(森美術館)

うーむ。

見てたときはあるていどふむふむとなったものの後で思いかえしてみると印象に残ってるものが少ないかなあと。

あ、でも、断食芸人はちょっとすごいなあと思いました。



MAMプロジェクト 016 ホー・ツーニェン(森美術館)

参りました。4面で囲われたスクリーンに投影される記憶の断片。

接続されるはずのないものがつながる。

ドリフの雷様のコントに出てきそうなボンバヘッドが叫ぶ様がもう笑いを超えてしかも作品中の大号令として機能してしまってる。

あのつなぎと音響のセンスは素敵。

guardian三幅対

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本当は横に3枚並べたかった。


というわけでこのタイトル。


道守る人々。

今日も感謝してその前を通りすぎることとしよう。

日光!行っこう!キャンペーン中吊り

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というわけで久々にペンギンくんの中吊りです。


日光といえば、やはり三猿ですよねー。


なんとペンギンくんが東照宮を想像してるー!


でも、プレゼントがちょいと微妙。

また、新しいポスターと中吊りに期待です!

無題35

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ディスプレイに並ぶ商品。

なんて書くと素敵なブランドとかイメージしちゃいそうだけども、これは商店に並ぶ日用品とか。

スーパー未満の個人商店って感じ。

蛍光色のキレイなのは実は値札を書いた紙。

福田平八郎と日本画モダン(山種美術館)

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山種美術館で昨日からスタートした「福田平八郎と日本画モダン」に行ってきました。

日本画モダンとは今回の展覧会にあたり、監修者の山下裕二先生が出品作品を特徴づけるフレーズとして生み出した造語なのだそう。

琳派へのオマージュ、主題の再解釈、大胆なトリミング・斬新なアングル、構図の妙、風景のデザイン化の5つのポイントに分類されます。

おそらくこの「日本画モダン」という言葉は今後も使われてくのではないでしょうか。そうするとこの展覧会を見られたことはちょっと自慢出来るのではないかなあと。

今回は2章だて。


−1章− 福田平八郎

☆「青柿」

唯一のお弟子さんだった正井和行の言葉がキャプションにあったとおり。

一枚の葉を色彩分割で描くというのはそれまでの日本画に見たことがないのだとか。

なるほど、色を変えて描かれる葉はなんとも鮮やか。

青と緑が眼に心地よい。


☆「鯉」

ぬぼおとした表情がよい。

重ねられた静かな面持ちのブルーの岩絵の具は日本画ばりばりなんですが、線に漂うある種の緩さというか軽味が他とは違うものとしてそこにある。


☆「桃と女」

今回転じされている平八郎の作品では一番古いもの。

なんと雅号は九州。

出身地が大分ということで付けたとのこと。

さて、それはさておき、なんとも雰囲気がある絵。

おんな2人の表情が面白い。交わす目線。

なんとなくちょっと性的な雰囲気が出ちゃってる。桃はやっぱり、、、だし。

葉のバナナのような反りのあるフォルムはファロス的。

しかも桃には袋がかけられている。

実際にどこまで意図してたかは分かりませんね。



☆「漣」(さざなみ)

今回、一番衝撃度が高かった作品。

銀バックに青い線が横にてろてろと漂ってる。

このミニマムな構成が無駄が無くかつぎりぎりで必要充分で構成される美しさ。

もう日本画という領域すら超えてしまってる。

銀箔を発注したのだが、表具屋が勘違いして金箔で用意してしまったので、その上から銀箔を貼ったところ、むしろこちらのほうがよかったとのこと。

この横に実際に金箔の上から貼ったのと比較してるのが資料として展示されていました。これは分かりやすくてよいですね。


このほかにも、筍、鮎を描いたのが3点、色鉛筆で描いたスケッチも。

※なお、チラシやポスターを飾る「雨」は6/26からの後期展示で登場します。



−2章− 日本画モダン

琳派へのオマージュ、主題の再解釈、大胆なトリミング・斬新なアングル、構図の妙、風景のデザイン化の5つのポイントに分類して展示されていました。


琳派へのオマージュ
大胆な意匠化や装飾性で知られる琳派の造詣と親近性の強い作品を紹介する



☆俵屋宗達[絵]、本阿弥光悦[書]「四季草花下絵和歌短冊帖」
(全18面のうち「千羽鶴」「浜松」「薄に桔梗」)

「波に垂柳」「桜花」「桜」「卯の花」「夕顔」「藤」「躑躅」「月に松山」
「薄に桔梗」「萩」「団菊」「朝顔」「椿」「浜松」「枯柳」「千羽鶴」

全18面のうち第1面「波に梅」、第18面「野草」はスペースの都合で展示出来なかったとのこと。うむむ残念。

てっきり近世の日本画家で来ると思ってたのでこれは嬉しい誤算。

酸化して黒ずんだ銀がしぶい。この16枚は何度も行き来してじっくりと見てきました。

和歌は新古今和歌集から。ちゃんと詠み人知らずの歌もあるのが素晴らしい。


☆加山又造「涛と鶴」(小下絵)

ロビーに飾られた陶板の作品の下絵。

大きさが小さいと全体が一目で見ることが出来てスケール感が異なるし、印象も違ってくる。

やはり異様でよいです。エッヂの立ち具合が琳派をより過激にした感じでかっこいい。


主題の再解釈
西洋絵画の主題表現を思い切って取り込んだ作例


☆川端龍子「真珠」

大事なところを隠すその場所にパール。

この女性の目の中の点、乳首の点、パールの点の5点が妙に気になりました。

西洋絵画モチーフなんですが日本画に持ってきてしまってる違和が面白い。

左隻の横たわる女性の胸に手を持ってくポーズと背景の渦潮がなんとも。。。


大胆なトリミング・斬新なアングル
構図の妙
画面構成や構図におけるモダンな感覚に注目


○大胆なトリミング・斬新なアングル

☆川端龍子「月光」

タイトルにある月はおまけで画面いっぱいに描かれているのは寺院の門か?

この梁の直線の連なる様が圧巻。画面みっしりです。


☆奥村土牛「北山杉」

幹の線の這う具合がよい感じ。

かなり意図的で実景ではないところがよいなあと。


○構図の妙

☆前田青邨「鶺鴒」

波の質感描写が素晴らしい。

海の青、波頭の白。その上を翼をピーんと伸ばした鶺鴒が飛んでく。


☆牧進「寒庭聖雪」

画面の下にちょこっと描かれたスズメ。

上方へは白く開かれているもののそこには意匠化された雪の結晶が。

この構成はちょっと面白い。雪のバックの白は地の白ではなくちゃんと描かれているのがポイント。


風景のデザイン化
自然本来の表情を残しながら、抽象性を高めることで自然美の新たな表現をめざした作品を取り上げる

☆山田申吾「宙」(おおぞら)

超広角のレンズで見たような地平線の草が歪んで見える。

雲の色味の多さがキレイ。


☆正井和行「庭」

平八郎のただ一人のお弟子さんとのことで納得。

着眼点がおかしい。ストイック。

水平線に少し斜めに入る幾重にも続く線。その向こうに山と月。

もう日本画に見えない。もう一点並んで展示されている「流水」もおかしい。


やはりここに来ると作品とじっくりと向き合えます。至福の時間。

さて、後期も楽しみです。

前期展示:5/26(土)〜6/24(日)
後期展示:6/26(火)〜7/22(日)

↓こんな嬉しいお知らせも

半券割引サービスのお知らせ(2012年05月26日)
【特別展】生誕120年 福田平八郎と日本画モダン」展の前期(5/26〜6/24)にご来館された方は、本展チケットの半券を後期展(6/26〜7/22)にお持ちになると後期展は一般1000円、学生700円になります。是非ご活用ください。
(半券一枚につきお一人様一回限り)

他にはこんな企画も。

「福田平八郎と日本画モダン」展の関連企画 フォトコンテスト開催のお知らせ
http://www.yamatane-museum.jp/2012/05/photocontest.html.html

東山魁夷/福田平八郎 アート・ギャラリー・ジャパン/20世紀日本の美術 ジャケット版 (8) (アート・ギャラリー・ジャパン) (アート・ギャラリー・ジャパン 20世紀日本の美術)クリエーター情報なし集英社

SDカードとメモリースティックPRO Duoを見てて

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SDカードとメモリースティックPRO Duo。

左のSDカードだったらコンビニでも手に入る。

もっともmicroSDにアダプターってこともあるだろうけども。

かたや、メモリースティックPRO Duo。

もともとの規格のメモリースティックから小さくなってSDカードよりも小さいサイズ。

で、こちらはSONYの提唱してきた規格。

なんとなくベータを想起しちゃいます。

もちろんSDがVHSみたいなもん。

最近はSONYのデジカメでさえSDカードが使えてしまうし。。。

もっと微妙なのは富士フィルムとオリンパスの開発したxDピクチャーカード。

こちらはさらに見かけることが少なくなってしまった。

なんだかこちらはビデオテープどころかVHDみたいだ。

LDにまるで歯がたたずに早々に消えてしまったフォーマット。

これからも何がしかの新しい商品が登場する時にはまたこういったシェア争いがあり、勝者と敗者とになってしまうんだろうな。

今回はなんとなく。特にオチもなく。

京都細見美術館展Part2 琳派・若冲と雅の世界(そごう美術館)

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京都細見美術館展Part2 琳派・若冲と雅の世界に行ってきました。

普段なら京都へ行かなくては見られないものが今回はどーんとまとめて見られてしまう嬉しい機会。

3月に見たPart1からようやくって感じです。ほんと待ち遠しかったのです。
(関連記事:京都 細見美術館展 Part1 都の遊び・王朝の美 −美を愛でる、京を知る−(そごう美術館)



■祈りの美

☆蝶鳥下絵法華経断簡

とても小さいのだけど蝶と鳥と草とがかわいらしい。

経文以外の上下に描かれているだけではなく、ちゃんとお経のエリアにも描かれてる。

これ便箋にしてくれたら絶対に買うのになあ。


☆六観音像

もともとはタイトルのとおり6点組みだったのが、馬頭観音のみ損失されてしまい5点が現存している。

今回はその中から二点。

まずは十一面観音。

この顔がカラーで肌色がきれい。表情がみな微妙に違ってる。

如意輪観音はあんまりエロくない。でも、この宇宙に通じてるかの感覚は素晴らしい。手に載せてる三角の法具がなんかそんなスペーシーな感じを醸し出してる。

どちらも鎌倉時代の彩色なのに状態がとてもよい。

他の三点は聖観音、千手観音、准胝観音。

レインボーの聖観音が見てみたい。

鎌倉以前の作例が少なく貴重とのこと。納得。



■王朝の雅と源氏絵

☆土佐光吉『源氏物語図色紙「初音」』  

小さいのだけど細い金の線がなんとも美しい。

満開の白い梅とは裏腹に源氏から目をそらす切なさが画面から出ている。


☆藤の衣物語絵巻

ネームがやたらと多い。

表情がマンガ的なのはよく見るけどここまで活字がマンガみたく入り混んでるのは初めてみました。

これTシャツにしたらいいと思うなあ。



■華麗なる琳派

☆忍草下絵和歌巻断簡

本阿弥光悦 書
俵屋宗達 下絵

忍草は檜などの草を版木がわりに使ったのだそう。

このフォルムのまんまなところはそういうことか!

でも、金泥銀泥だから実際の草のイメージとはかけ離れてて違いすぎる。

見てて飽きないんですよね。


山陰やさらても

庭にあとも

なし

春そ来にける

雪の村消

藤原有家


新古今和歌集 第十六 雑歌上

最後の行「雪の村消」のところだけ太くなってるのが気になりました。


☆俵屋宗達「双犬図」

白いワンコが黒いワンコにヘッドロック!

あっ、うそ。前脚を首に回してはいますが。

この目が線を引いただけのシンプルなものなのだけどなんともかわいい。

黒いワンコの墨滲みの描写も味わい深い。


☆尾形光琳「宇治橋図団扇」

金地に斜めにかかる茶の橋。そのすぐよこに銀で描いた渦二つ。

今見ても斬新すぎる。

このバランスがかなり無茶。でも、ばっちりきまっちゃってヤバイです。


☆中村芳中「朝顔図」

まん丸な朝顔の花。葉のほどよいたらしこみ。

画面全体のリズムがなんとなくかわいらしい。


☆酒井抱一「青面金剛像」

黒い背景にカラフルな金剛と夜叉と鬼。

ポーズもそれぞれにバランスがとれている。

描表装がまた素敵。これもちゃんと解説を読んで気づいてはっとしちゃう。


☆酒井抱一「扇面貼交屏風」

なんと18枚もの扇面が貼られていてバラエティに富んだ内容。

上から描いたナマズ。茅葺屋根の茶色に少し入った緑。石灯籠の後ろに隠れるかのような鹿。後脚で顔をかく白ウサギ。

そして一番気になったのが葉の上に乗った朱塗りの盃。

この下は流水??

解釈にとても悩みました。どういう配置なんでしょうね。


☆四季草花虫図屏風  琳派(作者不詳)

六曲一双。右隻は金バック、左隻は銀バック。

酸化して黒ずんだ銀箔がなんともよい味わい。

そして細密に描写された昆虫が美しい。

バッタの体の細い線など丁寧で立体感が見事。

左隻のラスト、雪の降り積む草木も素敵!


☆鈴木基一「朴に尾長鳥図」

朴の葉のたらしこみがお見事。

これでもかってくらい。

でも、尾長鳥はシンプルで表情も冷静。ざわついた葉の描写と比べるとかなりストイックで対照的。


☆鈴木守一「業平東下り図」

描表装がこれでもかというくらいに過剰な構成。たまりませんね。

上から桜、椛、杜若、タンポポ、ツクシとてんこ盛り。

あっ、もちろん業平もよいですよ。色キレイですし。



■若冲の魅惑

☆ 伊藤若冲「風竹図」

フォルムと筆さばきの楽しさ。

筆致が速いのがよくわかる。

そして、この竹の前に描かれてる岩がもう謎なフォルム。

地面よりもてっぺんのほうがでっかく明らかにおかしい。



☆伊藤若冲「瓢箪・牡丹図」

瓢箪のこのフォルムがなんとも愉快。

本体にちょろっと出てる弦が元気があって可愛らしい。

牡丹は墨のコントラストが面白い。

葉はこれでもかというくらいに濃いい黒。花は灰色の生っぽい滲みが美しい。

蝶の線がかなり速いスピードで描いたのがわかる。


☆伊藤若冲「雪中雄鶏図」

署名が景和。かなり初期の作品。

この細密な描写はやはり敵なしですね。

雪の描写は後年のものには及ばないもののそれでもあのべっとり感はお見事。

右の竹の楔状に絡むように描かれてるのが気になりました。


☆伊藤若冲「鶏図押絵貼屏風」

おかしみとバラエティ。正面から描いた顔とかもうオリジナルの鶏とはまるで別ですもん。

尻尾のひゅっとしたスピードとカーブが心地よい。

ひよこもやっぱりかわいい。

鶏たちの崩し方が変幻自在。

普通、六曲一双で12枚、鶏見たら飽きるはずだけど、まるで飽きない!!


☆伊藤若冲「菊花図押絵貼屏風」

こちらも菊のバリエーションが面白かったです。

まるで種類の違うものを描いてる。

まん丸のものからとんがったのまで。

にしても、枝の曲がり方の歪なバランスの美しいこと。かなりアクロバティック。

明らかにおかしいのだけど画面にして見た時に実にいい。


☆若演「遊鶏図押絵貼屏風」

『増訂古画備考』に「若冲の子なるか」とある。

↑キャプションにはこのように書かれてました。

以前に東博でみたプライスコレクションで、若演の「芭蕉図」を見たことを思い出しました。

こちらには伊藤若演となってましたがどうなんでしょう?門弟のひとりだとは思うのですが。

さて、こちらの鶏は若冲とは違う!

若冲にある生っぽさが薄くもうちょっと洗練されててデザイン的。

びっくりしたのは一番最後の面。

なんと弦に鶏が横向きに脚で捕まってる!

うわー、これは若冲はやらないですよね。

思わず笑ってしまいました。

でも、なかなかよい出来で素直に好きですね。



■かざりの意匠

釘隠しと引戸

が点数とバラエティに富んだ内容。

中でも夕顔文釘隠が圧巻。

釘隠しは横幅27センチと最大クラス。

ってか本来の役割の「隠す」ためのものから、それ自体が「飾り」として主張するように転換しちゃってるのが面白い。

この他に能装束や茶釜なども。


ともう満足しきりの内容でした。

惜しむらくは暗めの照明。そしてリストを出していないところ。

図録にありますというので済ませるのではなく、それをコピーして置いておけばいいのになあと思ってしまいます。

内容が文句つけられないレベルですごいだけに残念です。

7/16まで。

チーバくん!どらやき

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先日、千葉駅で見かけたチーバくん!どらやき。

Suicaペンギンでおなじみのさかざきちはるさんデザインのチーバくん。

千葉県PRマスコットキャラクターとして定着してきたかと思います。

かなり大きなサイズのポップが素敵ですね。

やっぱり、チーバくんにはこの水色のバックが似合います。

以前にチーバくんカレーをみつけたのに引き続いての千葉駅です。
(関連記事:チーバくんがいっぱい!!


まずはこちらが5個入り。こちらは箱入り。


3個入りはパッケージが違います。

実物はまだ食べてないのでまた次回、訪れた際に試してみたいと思います。

千葉虎屋という和菓子屋さんが作っててネットでも購入出来るようですね。
http://www.c-toraya.jp/SHOP/415422/692242/list.html


おまけ。

JRを後にして次に向かった千葉都市モノレールのドアの案内のイラスト。

レッサーパンダの風太くん??

おさるさんのイラストに比べるとなんか妙なタッチ。。。

さかざきちはる展2012 PART2ブックパレード(有隣堂アトレ目黒店)

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というわけで月曜からスタートしたさかざきちはる展2012 PART2ブックパレードに行ってきました。

PART1はペンギンパレード。PART2ではペンギン以外のキャラクターや絵本に登場する動物のイラストなどを展示、販売します。

(関連記事:さかざきちはる展2012 PART1ペンギンパレード(有隣堂アトレ目黒店)

というわけで気になる今回の原画を見てきましたよ〜。全部で9点ありました。

女子ゴコロが2点。
ペンギンさん、うさこ、パンダちゃんの 女子ゴコロ (オレンジページムック)坂崎 千春オレンジページ

「なかよし」はペンギンさん、うさこ、パンダちゃんの並んだポーズ。

「女子会」は3人(羽?、頭?)でお食事。


そして、クウネルくんの原画が3点。
クウネルがゆく (クウネルの本)坂崎 千春マガジンハウス

「富士山」クウネルくんが富士山でやっほー!

「フラダンス」こういうスタイルも似合いますね。そういえばペンギンくんのフラダンスも以前にありました!

「うたたね」これが一番しっくりきますね。

色は黒のみ。たんにクウネルくんがよこにごろんとしてるだけ。でも、それがいい。


あと、カクカクシカジカが2点。
イラストのこと、キャラクターデザインのこと。坂崎 千春ビー・エヌ・エヌ新社

「タンポポ」たんぽぽと一緒ってのは思い浮かばなかったなあ。

絵としてはこれが一番好きですね。

「タンバリン」カクカクシカジカってやっぱりCMで動いてるのでこういう音ものは合っていますね。

うーむ、いずれはカクカクシカジカの原画も欲しいなあ。。。。(願望)


そして、うさぎのビンゴが2点。
うわのそら坂崎 千春角川書店(角川グループパブリッシング)

「ビンゴとてんちゃん」にゃんこのてんちゃんと一緒。

「ビンゴ先生」ええ、もちろんお髭がありますよ!

というわけでどれも素敵な原画でした。

守備範囲がペンギンくんで手一杯。なかなかここまで手が届きませんねえ。

宝くじとか当たったらいいな〜。

ご褒美

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今日は残業ってことで、美味しいものを食べに。

いつもの季織亭でご褒美。


オススメをたずねてみたらこの色々盛り合わせ。ってことで早速頼んでみました。

いろいろな種類をちょこっとずつ頂けるのは嬉しいですね。


そして〆は梅ひやしラーメン。

こちらは6/4までの限定です。

AKA:悪夢のどりかむ展(Kaikai Kiki Gallery)

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Kaikai Kiki Galleryで開催中のAKA:悪夢のどりかむ展に行ってきました。

村上隆キュレーションとなる展示。

たぶん気合い入ってるだろうなあと思ってたら、参りました!!

想像以上の内容でついつい見入ってしまいました。

Mr.の新作「覚めない夢みたいに」が最強。

女子高生二人、背景の花のトーン、前面の花吹雪、舞う髪、キラキラ星。

このレイヤー構造が素敵すぎる。

とにかく見てて幸せな気持ちになる。

過剰な画面とキラキラ感はPerfumeだ!見られて大満足。

あとこのタイトルはやっぱり世界名作劇場「赤毛のアン」のエンディングテーマからですよね?

もう一点の「終わらない歌」もマンガのフキダシの外の音を入れ込んでてこちらも過剰。

あと、細かい女子の好きそうなアイコンのセレクションが上手いなあと。


そして、実は以前に個展を見てたJNTHED。

絵画は確かにテクニックとして上達してるなあと思うのだけども最初に見た時の衝撃の度合いは少しさがっちゃってる。

その代わりではないけれども壁いっぱいに埋め尽くす多数の小品がよかった。

スケッチブックに描かれててどれも彩色されている。

このひとの面白いのは緩急の出し方。

直線を使うメカっぽい描写における緊張感。

逆に曲線のへなへなしたおんなのこのぽかんと抜けた感じ。

あと、この小品のなかで上から紙を貼ってさらに描いてるのがあってエッヂの立ったトーンと見事にあっていました。


そして部屋の奥にはMr.とJNTHEDの共作の初音ミクが!!

とてもでっかい。

2人のまるで異なるテイストをひとつ画面にぼんと放り込んじゃってる。

でもきちんと成立してるのがさすが。


おぐちは初見。

「角」がよかった。

おんなのこのヘッドフォンが変形してて角になっちゃってる。

このメタモルフォーゼはふと少年と動物が入り混じる山本麻友香を想起した。

でも、トーンとか雰囲気はまるで違う。

あと、彼の作品に見られる黒の描写はあとちょっと。もう少しでばっちりなところまで来ていると思う。だから、その先にも期待。


STAGの絵には衝撃を受けました。

なんとマーカーペンで描いてしまってる。

確かに近づいて見てみるとそのトーンで分かってびっくりする。

近づいてしまうとその荒さが出てるけどもサイズは大きいので鑑賞する距離としては気にならない。

パースペクティブを感じさせる描写がいい。


Nababaは画面の奥行きとスケール感のでかさが気になりました。

そうではない作品を描いた時にどうなるんだろう。


ひるきはなんとなく浮遊感かなあと。重力をかんじさせない感じが目立ってたように思いました。

6/21まで。

「日本画モダンとは?―福田平八郎のセンス」山下裕二先生講演会(山種美術館)

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山種美術館で開催中の福田平八郎と日本画モダン。

5/26から始まっていて、先日伺ってきたばかり。
(関連記事:福田平八郎と日本画モダン(山種美術館)

「日本画モダンとは?―福田平八郎のセンス」と題された講演会を拝聴してきました。


講師はご存知、山下裕二先生。

山種美術館の顧問であり、明治学院大学教授でいらっしゃいます。

福田平八郎は1974年に亡くなり、その年から翌年にかけて福田平八郎遺作展が開催されたのだそう。

東京都近代美術館、京都市美術館と巡回していて、山下先生は京都で見たのだそう。

それは16歳の時だったという。

初めて自分の意志でこれを見たいと思って行かれたのがこの展覧会だったのだそう。

ポスターの「雨」を見て行ってみようと思ったのだとか。

「漣」を見て、「こんなかっこいい日本画があるんだ!」と。

ちなみに山下先生は当時、出身の広島からほとんど出たことがなく展覧会もあまり見るような機会もなかったのだとか。

だからこの福田平八郎には相当な思い入れがあることに納得。

今回、「雨」と「漣」が借りられて前期後期の目玉とすることが出来た。

福田平八郎のみならず、大正末から昭和初期にかけて登場したモダンなセンスを持った日本画も併せて紹介。

福田平八郎「桃と女」

一番早い時期の作品。顔と、手に持った桃の陰影が特徴的。

第10回文展で落選。

実はこの第9回文展に入賞したのが土田麦僊の大原女。

おそらく麦僊の真似と思われて落ちたのではないだろうか?

大原女は真ん中に樹木を持ってくる構図は智積院の長谷川久蔵が描いた壁画を意識しているのでは?

そして、人物はゴーギャンを意識している。

よく見ると足の部分に下書きが残っている。動きの表現かもしれない。

山下先生曰く、「いただけない。ボクなら落とすかも」とも。

福田平八郎「牡丹」

不思議な妖しさ。葉と花を細密に描き、周りの陰影がひきたてている。

南宋画の影響。

おそらく高桐院が京博に寄託している中国絵画の牡丹の絵を参照しているのではないだろうか?と。

また、速水御舟も「向日葵」で細密描写+陰影で描いていた。

落款の極細の痩金体が美しい。

この向日葵、葉の虫食いがあるが若冲の影響では無いのだろうと。

大正時代、若冲の認知度は低い。

ワシントンナショナルギャラリーでの動植彩絵は大人気。入場制限がかかるほど。ニューヨークタイムスも大絶賛!

ここまで評価の変わりようは若冲の他にはないとのこと。

さて、ここからは本展とは少し離れて陰影描写にまつわる絵画をスライドで見せて頂きました。

速水御舟の京の舞妓。細密に描いている。絞りの着物、畳の目までこと細かに描いている。異常な描き込み。そして壺の陶器の質感。

舞妓さんの顔のまわりは怖いくらいの陰影。

この不気味さとリアリズムの流行りのおおもとは岸田劉生。

油絵なのに彼が日本画家に与えた影響は大きい。

岸田劉生の麗子像は遡ると実はモナリザ。手の表情がモナリザ的。

そして舞妓にまつわる陰影の絵画として、岡本神草、甲斐庄楠音の舞妓の絵を紹介。


スタートは濃密だったものの洗練された表現へと向かう平八郎。


福田平八郎「春」

すっきりとした切れ味の作風に。

波の線は実はあっさりとしているようで神経が行き届いている。

目のうんと詰まった絹に、筆の走りの緊張感。

平八郎の落款がそっけないけど好感が持てるとのこと。


福田平八郎「漣」

16歳の山下先生が出会ってしまった衝撃作。

牡丹と同じ作者とは思えない。

つまり、作風はここまで変わるということ。画家のスタイルは幅広く見る必要があるのではないか。

さて、漣。

現在はかっこわるい仮の木の額がついているがこれは貸出元の大阪市からの指定によるもの。

この木の額を外すと漆の黒塗りになってるのだそう。

状態から見ておそらく個人蔵の時に実用として使用されていたのだろうと。

前で寝っ転がって酒が飲みたい。日本の絵というのは本来はそういうもの。

本来なら見えるはずの10センチの箔目がそれほどはっきりとは見えない。

そもそも銀箔を貼った屏風を発注していたのが金箔で来てしまい、金箔の上に銀箔を貼ったと平八郎は言っている。

ところが銀箔であればやけてしまうはず。

ということでおそらく上のは銀ではなくプラチナ。

平八郎は箔と言っているがよおく見てみると泥を塗っているのだそう。

というわけで金箔の上にプラチナ泥を塗っていたというのがどうも真相のよう。

そして、続いて映写されたスライドにびっくり。

岡本東洋の写真。

タイトルも「漣」。

平八郎の「漣」にとてもよく似ている!

なんと平八郎は東洋と付き合いがあり、この写真を依頼していたよう。

このあたりはこの中川馨「動物・植物写真と日本近代絵画」に詳細が書かれています。
動物・植物写真と日本近代絵画中川 馨思文閣出版

画家にとって作品制作に写真は重要なファクター。

日本画家と写真の使い方。

田中一村は写真を撮っていたし、シルエットの葉などは逆光表現を初めて日本画に取り入れている。


福田平八郎「花菖蒲」

やはり光琳を意識しているだろう。

根津の杜若図屏風は実は保存状態がよくない。

八橋図屏風はメトロポリタンではガラスケースなしで展示されている。


福田平八郎「遊鮎」

細かいところまで繊細に描いている。軸装が上品。

もっとも欲しくなった絵。


福田平八郎「青柿」

葉を群青で描くという発想はなかなかない。

夏の陽に照らされた感じが出ている大胆な色使い。

色の変換が強い視覚効果となる。

今、パソコンで出来ることを頭の中で出来た人ではないか。


福田平八郎「筍」

グリーンを少し出すことで強い色彩効果。

バックの葉は輪郭線のみでデザイン的。と思いきや、実はこのラインが薄い墨に胡粉を加えて少したらしこみ的な効果が出ている。

制作時に薮蚊に刺されて大変だったよう。

この「筍」の切手はショップで販売中!


福田平八郎「雨」

16歳の時に買ったカタログの表紙。

原弘による国立近代美術館のデザインワーク。おそらく最後に近い仕事。

この表紙は「雨」をノートリで使用。

空いたスペースに文字を入れてる。最大のオマージュ。敬意が払われている。

まるで古びていない。

というわけで今回のチラシも「雨」。

作品のほうはというと、寄るとかなり細かい。

墨で雨粒の跡、濃淡を変えている。胡粉による白いのもある。

視覚的なトリミング。時間の表現。

雨の降り出す時の匂いまでかんじさせる。

かっこいい。


俵屋宗達[絵]、本阿弥光悦[書]「四季草花下絵和歌短冊帖」

もともとは屏風に貼られていたもの。

金と銀、色数の少なさから得られる効果。

このバリエーション的な宗達の鶴いっぱいの画像をスクリーンに。

その後に加山又造「千羽鶴」。山種美術館の入り口正面に飾られている陶版。

こうやって画像で続けて見せて頂けると流れがよく分かります。


さて、ここで「漣」のシンプルに匹敵するような作品が過去になかったかと山下先生。

そこで出てきたのが、俵屋宗達「蔦の細道図屏風」。

金地に緑一色。

そして歌の書の烏丸光広の落款が人のような形。まるで緑の上を歩く人みたい。


川端龍子「真珠」

ワカメの上に座っちゃってるめっちゃ変な絵。

フレスコを意識。絹に描かれている。

龍子はたまにびっくりするくらいにおバカな絵を描く。とてもふり幅が大きい。


落合朗風「エバ」

蛇の口から何か出ちゃってる。変な日本画。

ゴーギャンとルソーの影響。

落合朗風の追悼文をフジタ(藤田嗣治)が書いていた。


前田青邨「鶺鴒」

こんな視覚は人間にはない。

テレビ画像?たまたま青邨のお嬢さんにお尋ねしたところ、青邨は晩年テレビをよく見ていたのだとか。特に大河ドラマが好きだったのだそう。



さて、今回の作品についての解説が修了したところで、フォトコンテストの作例としての山下先生の写真が登場。

曲線が印象的な石畳みたいなのはジョー・プライスさんの家の外壁とは。さすがですね。

フォトコンテストについてはこちら↓

「福田平八郎と日本画モダン」展の関連企画 フォトコンテスト開催のお知らせ
http://www.yamatane-museum.jp/2012/05/photocontest.html.html

こちらは今回のミニ図録。内容ぎゅっとつまってます。



福田平八郎と日本画モダン
前期展示:5/26(土)〜6/24(日)
後期展示:6/26(火)〜7/22(日)

半券割引サービスのお知らせ(2012年05月26日)
【特別展】生誕120年 福田平八郎と日本画モダン」展の前期(5/26〜6/24)にご来館された方は、本展チケットの半券を後期展(6/26〜7/22)にお持ちになると後期展は一般1000円、学生700円になります。是非ご活用ください。
(半券一枚につきお一人様一回限り)

月曜日から飲んでまーす!

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焼き豚!


ラビオリ。


モツ煮。


黒ホッピー。


なめろう。


ハムカツ。


揚げ出し。


美味しうございました〜。

水面パズル

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水面に写る木々が実景のそれとは異なる姿になってずれてく。

以前から水の景色は大好き。

パズルをいじくってるのはおそらくは風の仕業。

その他にも釣り人の垂れる糸だとかも少しだけ影響してるのかも。

またも欲しくなるデジカメが

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SONYデジタルスチルカメラ DSC-RX100クリエーター情報なしSony
もともとSONYのデジカメをメインで使ってるので好きだったけども、まさかこういうクラスので惹かれるモデルが登場することになろうとは。

センサーが1型(13.2×8.8ミリ)で有効2020万画素。

これはニコン1と同じサイズ。

あとレンズがカールツァイス。ここのところSONYはGレンズで来てたのでまたカールツァイスが出てくるとは意外。

35ミリ換算28〜100ミリ相当の3.6倍ズーム。開放F値 F1.8-4.9とワイド側がかなり明るいのがうれしいところ。

以前にCONTAXのSL300R T*を使ってたのでカールツァイスのレンズで高級感のある面持ちには惹かれてしまう。

やはりカメラって、所有する喜びがあってこそ。

もちろんスペックや実用はもちろんなんですが手に持ってときめくようなのがいいですね。

さて、実機が出たらいじってみたいと思います。

でもね、これ実売価格が7万円とのことでそこがちと難しいところ。

当たれ!宝くじ!!

今週は

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いろいろとばたばたしてる。

先週からずっとそんな流れで来てて、いつもよりも家でまったりと過ごす時間が少ないところ。

明日は今週2回目の出張。

それも急遽決定でもともとの予定がなかったもの。

昨日の夜にあわてて新幹線のチケットを買ってきたところ。

遠方だと事前の仕込みが多くて疲れてしまう。行ったらだいたいはなんとかなるはずなんだけどもそれでも実際に行ってみないと分からないこともあるので怖いところ。

というわけで今日は早々に休むこととしよう。

ICOCAちゃんのロッカー

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JR西日本とくればやはりICOCAちゃんでしょう。

このロッカーにICOCAちゃんの動画が流れてたので撮って見ましたよ〜。


カバンを持ってロッカーへ。


がちゃっ。


くちばしがかわゆす。


取り出しましたるはもちろんICOCA!


ピッ。


うあー。


ほげえ。

この繰り返し。

にしてもこちらには何度も出張してるのにこの動画には今日初めて気がつきましたよー。

さてさて、新幹線で東京に戻りまするー。


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