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久々に新しいデジカメ

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いえい!

久々におNEWのデジカメです。

なんと2万円ちょっとだったので即決しました。ソニーのDSC-HX30V。


おおー!

ここまでレンズが飛び出すデジカメは初めてです。

なんと光学ズーム20倍。しかも40倍までなら画質が劣化しないというのもすごい!!40倍はなんと1000ミリ〜。

さらにデジタルズームだと80倍まで。これだと荒れるけど無理が出来ちゃうところがよい。


軍艦部のフォルムもちょっと盛り上がってて面白い。


ズームをテレ側にもってくとこの長さ。

新しいカメラだとまた違う着想で撮れるのが嬉しいところ。

まずは使いこなしてみたいと思います〜。

SONY Cyber-shot HX30V (1820万/光学x20) ブラウンクリエーター情報なしソニー

鎌倉へ

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今日は鎌倉へ。

新しいデジカメの慣らしってこともあって行ってきました。

こちらは長谷寺の良縁地蔵。なんともかわいい〜。


浜辺にてワンコとご主人様の足跡。


海は秋でもまだまだサーファーでいっぱいでした。


ぼかしたのも撮ったのですがまずは普通に撮ったものから。


某駅にて。柱なんですがなんとなくガマガエルに見えてしまった、ゲロゲーロw。

新しいデジカメになると写りがやはり変わってくる部分もあるのでまだまだトライアルアンドエラーでしつこく撮らなくちゃって感じですね。精進します!

小村雪岱展(ニューオータニ美術館)

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ニューオータニ美術館で開催中の「大正・昭和のグラフィックデザイン 小村雪岱展」に行ってきました。

この時代を冠してるところが実に大事でこの時期だからこそ出来た木版画による装丁本に雪岱が見事にハマってしまったのだなあと実感。

会場はそんなに大きくはないものの本ということもあって点数は多く見応えのある内容でした。



第一章 泉鏡花との出会いー花開く才能

49.茄子

冒頭のモノトーンの作品。描かれた女性の線がくせがあって面白い。

顔は少しでっかくてでも品が損なわれない感じは見事。

そして雪岱のオリジナルとわかるのがいい。デザインとして扱われるもののやはりこういうタッチを見ると作家性がとても強いのがわかる。


1-2.泉鏡花著『日本橋』

川が水平に太く描かれていて船が行き交っている。

川を挟んで並ぶ蔵も整然というよりも暖かみがあるトーンでかわいい。

そして画面の一番手前のレイヤーに描かれているのは赤と黒の蝶たち。


51.紅梅図着物

なんとそのほとんどが黒。

下のほうにようやく見える鶯色。その上に紅梅がかかる。

黒の部分の切れ方がどことなく燕尾服かのよう。



第二章 舞台とのかかわりー戯曲本と舞台装置

舞台に使われたセットの原画。

極端に横長の画面は設計図ではなくもうこれで絵画レベル。

受け取った側はイメージを膨らませやすかったのでは?

他に戯曲の装丁本もありこちらも見応えあり。



第三章 挿絵ー共鳴する画文

95-4.おせん 第41回挿絵下図

線だけで成り立ってるのがよくわかる。

かがんだ女性の着物のフォルムが美しい。

シンプルな線ほどごまかしが効かない。手数が少なく見える仕事の美しいこと。


特集ー装丁の妙

101.武者小路実篤著『死』

このタイトルにこの画面を持ってくる発想力がなかなかに驚かされる。

こおろぎいっぱいのビジュアル。もうこれで勝ってる。


105.遅塚麗水著『東京大観』

雪の降りつむ景色。空は藍色。

もう新版画まんまです。本の装丁でこれは贅沢!


142.長谷川伸著『段七しぐれ』

よしず(だと思うが違うかな?)の縦の直線と背景のグレーの妙。

たまに出てくる直線のエッヂの効いた構成がたまらない。


161-1.をとめ第1巻1号

続く2号、3号ともどこかやぼったい感じの娘がいい。顔がかわいらしい。



資料/その他


165.雪の朝

直線と曲線の威力を思い知る。

この案配がたまりません。なんてことない風景だけども画面構成がシンプルかつ大胆で記憶に残る。


166.青柳

柳のたわむ曲線と座敷の三味線と鼓の置かれた畳の直線と。

柳がうるさくならずに畳の間にかかるのがいい。



169.見立寒山拾得

こちらもやはりバランスが面白い。

中央に屈む女性二人。

空いた背景を散らせることなくつなぎ止める落葉の大きさと配置。


見終わって満足度が高い内容でした。

装丁って物語を想起するので見てて気持ちが入りますね。

11/25まで。

小村雪岱 (ArT RANDOM CLASSICS)小村雪岱デザインエクスチェンジ
小村雪岱作品集小村 雪岱阿部出版
小村雪岱―ポストカードブック (ちいさな美術館)小村 雪岱青幻舎

紅と白

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今日はお花をたくさん撮ってきました。

あんまり集中したからか帰ってきてすぐに寝てしまいました。

心地よい疲れに満足。

ぼやけたのもたくさん撮ったけど紅いのと白いのとを載せてみました。

やはり難しいし、でもやっぱり楽しいな〜。

ペンギンダイアリー2013&Suicaのペンギン手帳2013

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ようやくペンギンダイアリー2013を入手。


やはり新しいイラストが見られるのがいいですね。


めくる度に楽しい感じがあふれてる。


この三味線のはラッピング新幹線からの流れですよね。


恒例のミシン目のメモ。


シールもお約束。


2007年から毎年のを並べてみました。2013年版は久々の緑ですね〜。


そしてこちらはSuicaのペンギン手帳2013。


こういうパターンのデザインもしっくりときます。


あっ、トランプの柄!


というわけで各月の見出しのイラストはトランプの時のデザインですね〜。


うん、かわいい。


こちらは巻末のクレジットの横。ジョーカーもかわいい。


そしてこちらはメモのページのドットのペンギンくん!これは想定外でしたね〜。

というわけで来年はこの手帳を使いたいと思います。

Penguin Diary 2013さかざき ちはるオレンジページSuicaのペンギン手帳2013さかざき ちはるオレンジページ

奈良美智「青い森の ちいさな ちいさな おうち」(十和田市現代美術館)

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十和田市現代美術館で開催中の奈良美智「青い森の ちいさな ちいさな おうち」展に行ってきました。

十和田市現代美術館は気になってたもののなかなか訪れる機会がなかったのですが、奈良さんの展示とあらば行きたいなあと。

ちょうど青森県立美術館で「君や 僕に ちょっと似ている」展も同じタイミングというのは有難いところです。



まずはこちらの壁面の作品から。

夜露死苦ガール2012

こういうシンプルなラインのブローアップでも一目で奈良さんのものとわかりますよね。

購入はしませんでしたがこの絵柄のトートバックが出てました。

さて、いよいよ会場へ。

なんと今回は会場内で撮影がオッケー。

ただし、営利目的は不可。

ということで会場の係りのひとに聞いてみた。

ブログ掲載はいいのか?

思い出として載せるならばいいんじゃないでしょうか。との回答を頂いたので、会場の雰囲気だけわかる感じで一点撮りではないものだけ掲載させて頂きます。

一つ目の部屋は暗幕の向こう。


いつか見たあの小屋とドローイングたち。

以前に国立近代美術館で開催されたグループ展で登場していたものでした。
(関連記事:・エモーショナル・ドローイング(国立近代美術館)

この時にみたドローイングは鮮烈で強烈に記憶しています。

鬼気迫るものがあり鉛筆で紡ぎ出す線がここまでのものなのかと唸ったものでした。再見してもその印象は変わりません。

小屋で笑ったのは注意の表示があったこと。

Watch Your Head
頭上注意

門のところが危ないのですが、実は以前の展示でわたしもぶつかってしまったことがありました。

ああ、やっぱりという感じです。

中に散りばめられたドローイングとおもちゃたち。

薄暗い会場に鳴り響く音楽と呼応して素敵な空間となっていました。

そして、部屋の奥にはかつて金沢でみたムーンライトセレナーデの時のお月様。

まん丸の綿布に描かれたそのフォルムと銀色に鈍く輝く二つの目のどちらもが月にみえました。

このよこにしつらえてあった座布団の並んだスペースも心地よかったなあ。

さて暗い部屋を出て両面がガラスの明るい廊下を少し進むと右手に小さな部屋が。

こちらにはホワイトゴーストの1/3スケールの原型模型が。

木の台座にはぬいぐるみたちがひしめいてて独特の湿り気をはらんだ空気をかもしてました。

そして、もとの廊下の突き当たりの部屋には4点の作品が。

なんとあのNO NUKESの少女が!

反原発のためにプラカードで使う許可を奈良さんがだしたことで、セブンイレブンの端末から誰でも100円で印刷することが出来るということで露出する機会の多かった絵のオリジナル。

こんな経緯をたどってここまでイメージの拡散が行われた絵はおそらく他にないだろう。

アーティストとしての一貫性、機転と決断。そのどれもが超一流なのだなあと実感します。

正面奥の浮遊少女はチラシのメインを飾っている作品。

肌は色を重ねててとても自然な描写。

なのだが、その他の部分の左右の按配が面白いことになっています。

横浜美術館でのメインビジュアルとなっていた「夜まで待てない」のように正面切って左右で別というふうではないものの意識的にバランスをずらしているなあという感じがします。

目のフォルム、そしてその瞳の中のキラキラした色と形も違ってるのですが、くちびるの上下のズレはそこだけ取ってしまうとおかしいレベル。

でも全体として見たときにまるでそういう違和感を感じないところがやはりすごいのだなあと。

あと以前にオークションに出ててもう見られないと思ってた小品にも会えて満足でした。

そして、最後はカフェ。


横浜はばらけてましたが、こちらは一つのかべにほとんどが並んでて壮観でした。

個人的には名古屋嬢のシリーズのおとなのおんなのこ3点がなんか好きなんですよね。

あとはへんな犬いいですね。無意識からむくりと起き上がってくるものであろう感がたまりません。

十和田の街を歩いてみました。


こんな垂れ幕が商店街にずらーっとさがってて壮観でした。


あとチラシとポスターを至るところで目にしました。

AtoZの時の弘前を思い出しますね。

明日は青森県立美術館へ行ってきます。


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奈良美智「君や 僕に ちょっと似ている」(青森県立美術館)

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青森県立美術館で開催中の奈良美智「君や 僕に ちょっと似ている」に行ってきました。

昨日の十和田市現代美術館での展示から奈良さんモードのままで移動。

AtoZのあった2006年に初めて訪れて、翌年の2007年に再訪。

三度目となる今回は実に五年ぶり。


見えてきました。懐かしいなあ。


ちょっと離れた駐車場の横にはこんなふうに案内が。

さて会場に入ってみるととても広くてビックリします。

横浜の時の展示がいかに詰め込んでいたかという気がしたのですが、あの密度はてんこ盛り感が強くてそれはそれで好きなんですよね。

横浜の最初の部屋でブロンズに感じた畏怖の念の強さと湿り気を持った霊性的な感じは今回はありませんでした。

ほどよい明るさの中で距離感を持って冷静に見ることができました。

ブロンズももちろんですが絵も含めて作品どうしの距離が空いていて、お客さんの数が多くてもきちんと作品と対峙出来るのは嬉しい体験でした。

そして明かりの感じが一様に明るくもなくエリアによって明度をコントロールされているのがわかります。

しかもその流れは唐突でなく色彩が自然にグラデーションを描くかのように自然なのです。

広さもさることながら天井の高さも作品に広がりを持たせているように感じました。

特に「樅の子」の空に向かって伸びていくフォルムは映えていたように思いました。

確実に今回よいなと思ったのは以前に美術手帖の表紙にもなった「Let's Talk About �Glory�」。

黒を背景にして明かりがバッチリ当たってて画面が浮かび上がるかのよう。

あと内容として自分としては想定外だったのが、A to Z Memorial Dog マスター型。

まあこのあたりはもう常設のコーナーではあるものの今回の展示と続いてて互いに入り混じっていました。

てっきり、実物の何分の一かのサイズの原型かと思ってたら、ほぼ実物と同じような大きさ。

英字にはプロトタイプの文字も。

小屋が狭そうに見えるかのよう。

あとまさかのジュリアンも!

そしてあおもり犬。


今回は帽子を被ってるところがみられてよかったです。

五年前はガラス越しだけだったのが今は近くまで行って直に見られて感無量。

奈良さんのわんこってかわいいとか吠えてて激しいイメージのどっちかが多いのだけども、あおもり犬は荘厳な面持ちでどことなく大仏さまのよう。


近くで眺めて口元や耳の微妙な造形の機微を伺いしることができました。美しかったです。

そしてラストはホワイトゴースト。

下の白い台はキレイな化粧板。

このテカテカとしたところにホワイトゴーストの表面に反射した光が何十もの渦のエーテルかのような円を描いているのが印象的でした。

空間と配置を替えてここまで印象が変わってくるとは驚きでした。


さて、こんな看板を発見。

土日限定でオープンしているカフェピースパレス。

さっそくお昼に行ってみました。


こんな感じで人工の緑の芝が敷かれてます。


カニとトマトクリームのリゾット。お米の芯がしっかりしてて美味しかったです。

トレーの紙は横浜と同じく山少女。


そしてドリンクの持ち手はこんなふうに。もちろん、これは持って帰りましたよ。

久々の青森。

奈良さんの展示二つ周れて大満足でした!



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竹内栖鳳ー京都画壇の画家たち(山種美術館)

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山種美術館で開催中の「竹内栖鳳ー京都画壇の画家たち」に行ってきました。

前期は伺うことが適わず、来週で会期終了を迎えるというタイミングでなんとか行ってくることが出来ました。

やはり行ってきてよかった!!

これだけ質の高い作品をじっくりと見られるのはやはり嬉しいこと。

先日、天皇皇后両陛下がご鑑賞されたとのことでその影響もあってなのでしょうか。

会場は混雑しておりました。



第1章 先人たちに学ぶ

★森狙仙「春風猿語図」

桜の木に登ってその花を散らさんとする猿たち。

体毛はホワホワと輪郭のない描写をしているが顔と手だけはしっかりとした線で描かれてる妙。

五匹描かれたうち一匹だけいる小猿がむしろ暴れる親猿たちをたしなめているように見えるのがまた面白い。


★円山応挙「竹雀図小襖図」

小さな襖4枚に描かれた雀。

一番左の襖は真っ白。何も描かれていない。

残りの三枚に各一羽ずつ異なったポーズの雀が描かれている。

モノトーンの笹をバックにほんの少し茶色が乗った雀の佇まいが美しい。

後に出てくる栖鳳の雀とはまるで印象が異なる。



第2章 竹内栖鳳の画業

★「百騒一睡」

わんこ三匹は明らかに応挙のわんこ。ころころとしていて可愛らしい。

でもその後ろの洋犬の目を閉じた表情がなんともよい。ビクターの犬ではないけれども。どこか聡明に見えるような気がしてしまう。

そして、画面を追うと徐々に増えてく雀。

苅田に飛来する雀が美しいというよりもむしろ不細工で愛らしい。

動きも洗練されておらず折り重なるようになった様も皆不器用そう。

でもなんだか見てて楽しく微笑ましく思えてくる。

応挙の雀にはこういう感情を抱くことはない。

栖鳳の描く動物はどこか生っぽさがあるのだなあと。


★「虎・獅子図」

金箔バックの派手な屏風。

虎は悠然と寝ていて、ライオンは対照的に岩に前脚を乗せいきり立っている。

虎とライオン以外に描かれている岩は墨の黒で描かれており派手な画面に楔を打ち込んで引き締めているかのよう。といいつつもその線は結構ヘロヘロとはしてるのだけれども。


★「飼われたる猿と兎」

猿はチェーンで首輪をつながれでも威勢がありそうで刃向かってきそう。

逆にうさぎはだらーんと横になってまるで抵抗とかをする意志などなさそう。

どちらも境遇は同じようなものなのにこの違いは何だろう?


★「蹴合」

二羽の軍鶏。

これからいざ闘わんとしている様。

蹴り出した脚がまるでじゃんけんで拳を出し合っているかのよう。

この後の瞬間には互いがぶつかり合うのだろうが、いま現在の対象同士が関わりを成就できないもどかしさにも似た感じを孕んでいる。


★「旭日老松」

画面をどーんと占める老松。

その向こうに見える太陽。

広重の大胆な画面が頭をよぎりました。



淡彩の中国っぽい風景画の流れは一瞬?と思ったものの二作続いたカラーの先の水墨を見て納得。

ぼかしと濃淡で魅せる手法をカラー(「城外風薫」、「潮来小暑」)からモノトーン(「水墨山水」、「晩鴉」)に変えていくという流れにうなる。

しかもその水墨は画面の中央にどんよりとした濃い黒の墨があることでその左右に目がいくという構成。

消失点を意識していたのだろうか?

ふと横尾忠則のY字路のシリーズがあたまをよぎった。


★「雄風」

虎2体。

こちらはとてもスタイリッシュ。

線や色使いが面白いタッチ。

金バックの虎とライオンとはまるで印象が異なりました。


★「絵になる最初」

これは見られてよかったなあと思いました。

着物を脱ごうとしている女性の恥じらう姿。

東本願寺の天井画のモデルになった女性を描いた時の様子を絵にしたというもの。

そういう瞬間を作品にしてしまうのが作家の性分ですね。


第3章 栖鳳をとりまく人々

★山元春挙「冷夢図」

タイトルからは?という感じですがおそらくは滝。

画面の上方と下方に描かれた部分の少ない描写だけでそう見せていて、画面の大半はかなり白に近い。

流れる水の描写を白にすることで面白い立ち位置を得ているなあと。


★上村松園「新蛍」

何度となく見てるけど、はっと息を飲むかのような美しさがたまらない。

簾の向こう、団扇の向こう。

その隠された顔を覗き見たいと思ってしまう。


来週11/25まで。

日本画と動物の画が好きな人は必見です!

竹内栖鳳 (ちいさな美術館)クリエーター情報なし青幻舎海を渡り世紀を超えた竹内栖鳳とその弟子たちクリエーター情報なしロータスプラン

美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年(東京国立近代美術館)

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東京国立近代美術館で開催中の「美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年」に行ってきました。

記事にするのが遅くなってしまいましたが11/7に開催された夜間特別観覧会でじっくりと鑑賞して参りました。
(うわ!もう一ヶ月も経ってしまったとは。)

会場は二部構成となっていて第一部「MOMATコレクションスペシャル」(4F〜2F)、第二部「実験場1950s」(1F)と全館を使ってのボリュームのある展示。

当日は二時間かけてペース配分して見たものの時間が足りないくらいだなあと。

正直、この二部構成はばらしてそれぞれの展示としてもよかったのでは。

冒頭からの順序に従って気になった作品について書いてみたいと思います。

※写真の撮影、掲載については主催者の了解を得てあります。



展示室1 ハイライト

菱田春草「賢首菩薩」(写真中央)

春草の作品にはついつい吸い寄せられてしまいます。

お坊さんなんだけどもかわいくもありかつ気品もかんじさせてくれる。

色彩と精緻な描写、密と疎のバランスの配分。

ずっと見ていられる安定感。


横山大観の「生々流転」は独り占め出来て大満足。

水墨テクニックをこれでもかと投入して制作されていることが確認出来る。

とにかくここまで長い巻物はちょっとなく見応え十二分。




展示室2 はじめの一歩

土田麦僊「湯女」「舞妓林泉」

麦僊のこの2点、色味がものすごく好み。

どちらも赤と緑という補色同士、対極の色を同じ画面に配していながらもキツくならずにむしろふんわりとした印象が残るのが素敵。

そして何より決して古びて見えないのが素晴らしい。



展示室3 人を表す1

フジタの絵は線がシャープながらもほっこりとする。

なんだろう、自分の好みなのか見てて安心する感じがする。

あと画面に猫が登場してるのは大きいなあと。



展示室4 人を表す2

新海竹太郎「ゆあみ」

彫刻のコーナーの中でも特に惹かれました。

肌に貼り付く濡れたたタオルの質感に目がいく。

彫刻ではあるのだけどもなんだかいけないことをしているかのような背徳感が湧いてくる感じが面白くもあり。



展示室5 風景を描く


写真中央の岸田劉生「道路と土手と塀」をじくりと見てしまいます。

なんでもない風景なんだけどももりあがったその坂の向こうを思い浮かべてしまうからでしょうか。


展示室6 前衛の登場

古賀春江「海」

何度となく見てるもののやはりいいなと思います。

こういうふうに他の作家の作品と居並んだ時にこそこの個性は光るなあと。

コラージュ的に構成された画面が洗練されていて特異です。


谷中安規の版画、ぽかーんと抜けた感じがたまりません。

黒の他に、ほのかな色彩が乗って線と合っているなあと。

裸で自転車っていうが強烈に残ります。でもあくまでトーンはほのぼの。



展示室7 戦争の世紀に1

須田国太郎「歩む鷲」(写真左)

以前に見た時よりも俄然よく見える。須田の作品オンリーの中でよりもこういうふうに他の作家の作品との中に置かれてこそそのチカラが感じられるような気がしました。

佇まいが好きな作品です。


展示室8 戦争の世紀に2

藤田嗣治「サイパン島同胞臣節を全うす」、「アッツ島玉砕」

フジタ圧巻!!

「アッツ島玉砕」は画面にこれでもかと詰め込んだ兵士にくらくらとします。

「サイパン島同胞臣節を全うす」は構成が素晴らしい。戦争画なのだけどもそれぞれの役割の描写と配置がどことなく宗教画のように見える不思議な絵。

いつかは戦争画のみの展覧会が見てみたいものです。



展示室9 写真


森山大道の写真はやはり質感が好きなのだと思います。

写真は撮った作品からその写真家が分かるというのが一番なのだなあと実感。

植田正治の砂丘で撮ったシリーズなど個性の強さがぎゅっとつまっていたコーナーになっていたと思います。



展示室10 日本画

小倉遊亀「浴所その一」(写真左)

タイルの直線が湯で歪んで見える。浴槽の中の湯の緑が目に優しい。

直線が多い中で女性と湯が曲線で描かれていて引き立って見える。


福田平八郎「雨」、徳岡神泉「刈田」

山種美術館で見て以来、雨に再会。

ミニマムで構成された画面が光ります。なんてことない景色が何と美しいことか。

そして隣の刈田。

こちらはタイトルがなければ抽象画にも見えてくる。

切り取られた根のあたりが手のようなフォルム。



この椅子がなんとも雰囲気があってよかったです。

写真左奥の加山又造の春秋波濤は波の描写が面白い。

波濤のスクラッチした傷みたいな線の神経質な感じ、たまりませんね。



展示室11 疑うことと信じること1


横尾忠則のシルクスクリーンは圧巻!

左の「責め場」はエッヂの立った表現にズキリと来る。色彩のずらし加減でこうも効果的に響く。

右の人物のはどうしてもアプローチとしてウォーホルが脳裏をよぎってしまう。でも、よくみるとまるで違うんですよね。

草間彌生の作品はこのコーナーでは合ってなかったと言わざるを得ないなあと。



展示室12 疑うことと信じること2

高松次郎「No.273(影)」(写真右)

これは何度見ても好き。

そぎ落として線を減らすのは勇気が要る。

シンプルな構成のものだし一目見たら必ず残る。

画面左の奥も必見。作家というのは設計図を遺せばいいのだなあと。事実それで後にこういう展示も出来るのだなあと。



展示室13 海外作品とMOMAT

マックス・エルンスト「つかの間の静寂」(写真右下)

以前に横浜美術館でエルンストの展示(フィギュア×スケープ)を見た時にはあんまりいいと思わなかったのですが、今回はこれが妙によいなと思いました。

しゃがんで目線を画び正対させてじっくりと眺めてました。

なんだろう集中して見てるのにこの解脱する感は?

あと、フォンターナのナイフで切ったキャンバスのあの付き放された感はお見事。

絵画でもないしもちろん彫刻でもない。平面からの概念の乖離と物質の間で宙ぶらりんになる放置プレー、万歳!


そしてパウル・クレーも。

線と色彩に詩情が載って響いてる。

寓意と遊びでこさえてるんだけどもやはりこの豊かなバリエーションには参りましたってなってしまう。



アンリ・ルソー「第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神」

このフラット感のある画面、たまりませんね。

奥行きも描かれているもののやはりどこかのっぺりとしてて一目でルソーって分かる安心感。


第一部だけでかなりのボリューム。

第二部はかなり時間をかけて見ないと書けないくらい。

原爆、戦後からの流れと美術を追う試みの展示はそうそうお目にかかれない。

冒頭から被爆された方の写真にガツンとやられた。

土門拳の写真。

絵画では中村宏の「砂川五番」、山下菊二の「新ニッポン物語」の力強い表現が印象に残りました。

「砂川五番」は初見でノックアウトされた覚えがあります。

基地に反対する彼岸と此岸。おかしなパースペクティブ、小さい坊さん。

「新ニッポン物語」の戯画化されてはいるものの浮かびあがるグロテスクな表現はむしろ直接に描かれた表現よりもぐっときてしまう。

河原温の「浴室」は見てて気持悪くなるのだけどもこのバリエーション、変節の表現は必見。

第二部は内容が広すぎて印象に残った部分のみ挙げてみました。


この「美術にぶるっ!」は東京国立近代美術館の本気具合の伝わってくる内容だと思いました。

収蔵を大切にする姿勢に好感を覚えますね。

1/14まで。必見です!

風間サチコ 展「没落THIRD FIRE」(無人島プロダクション)

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風間サチコ 展「没落THIRD FIRE」に行ってきました。

※写真掲載はギャラリーの許可を頂いております。

やはり圧巻の版画でした。

まず最初にお知らせです。

メインとなる大作1点は完成しておらず、1週間から10日ほどかかるよう。

とはいうものの展示されていた大作2点と小品1点、ドローイング数点、そして現在製作中の大作の原画1点でしたが満足のいくものでした。

何よりもどんどんと表現が先鋭化しているように思いました。

まずは入口入ってすぐ左の作品。

「獄門核分裂235/"Prison NUKE FISSION 235"」

いくつかの建物が複合化されているものの直線が目立つ。

タイトルからも以前に発表された作品にあったプリズンスガモーとのつながりを連想します。事実、キャプションにはそのあたりが触れられています。

画面上方にはきのこ雲。

電子の如く飛びかうのは人の顔。

後藤文夫、正力松太郎、岸信介、中曽根康弘、橋本清之助、小坂順造ら。

この顔の連なりはやはり以前にあった観覧車に歴代総理大臣の顔を描いてたのを想起してしまいます。

画面が力強く、特異だけどもこちらに訴えかけてくる強度が笑いの部分を遥かに上回っているようにお思いました。

続いては小品「没落THIRD FIRE」展。

このページ冒頭のDMの画像なのだけどもこちらは赤い紙に黒で刷られている。

タイトルの「THIRD FIRE」というのは原子力発電を第三の火と呼んでいたところから。

この文字の描写がどことなくストリートアートのスプレーで描かれたかのようなテイストで不安感は満載。

このDMはA5サイズなので飾ってもなかなか映えるんですよね。


「黎明のマーク1」

??

タイトルが分からなかったのですがキャプションを見て納得。

これは会場で是非確認してみてください。風間さんはディティールにこだわった取材をされているのがよく分かります。

この作品はすごく単純に風景画として美しいなと思いました。

凝ったモチーフ云々ではなくシンプルび響かせる画面に脱帽です。

そして、現在製作中の作品は原画だけ見ても期待出来そう。

横長のワイド画面に描かれた波と船。もちろんこれらの船には意味があり。。。。

なんとか完成した作品が見てみたいものです。

さらにドローイングはかなりヤバいです。

漫画たっちで描かれる原子力モチーフのパロディばかりが8枚。

とにかく画面の持つパワーに圧倒されます。

久々の無人島プロダクション、大満足でした〜。

来年の1/19まで。


会期:2012年12月8日(土)―2013年1月19日(土)
※12月24日(月)〜1月7日(月)は年末年始休業
会場:無人島プロダクション
Open:火〜金|12:00-20:00
土〜日|11:00-19:00
Closed:月・祝日

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風間サチコ 展(無人島プロダクション)

Reflections 2012、無事に終了いたしました

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R e f l e c t i o n s 2 0 1 2
-Exhibition by 13 Emerging Artists-

12/28、無事に終了いたしました。
ご来場頂きありがとうございました。


あおひー 浅野 あかね 赤川 芳之 安藤 ニキ 井上 新之介 大嶋 仁美 加瀬 世市
河本 静 キタムラ ナオト そうま まゆ 高谷 映理子 内藤 亜澄 馬込 博明

会期:12/18(火)〜12/28(金)
   最終日12/28(金)は12:30から17:00まで
会場:ギャラリーアートポイント
   〒104-0061東京都中央区銀座8-11-13 エリザベスビルB1F

フォトアクリル4点を展示します。お楽しみに!

「Reflections 2012」-現代新鋭作家13人展- あおひー作品解説

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先日、終了した「Reflections 2012」。

あおひーは4点のフォトアクリルを出品しました。

というわけで今回も作品解説です。

左から「雑景額装#1」、「WOMAN/RIVER」。右の上が「つつじの頃」、右の下が「暗夜街路」。

これまではこういったグループ展でも同じトーンで統一感を持たせていたのですが今回は敢えて、ばらばらにしてみました。

個別の作品の力でいけるんじゃないかなあと。



「雑景額装#1」

今回初となる作風。

基本これまでに発表してきた写真のほとんどはピントのフォーカスを外したものばかりでした。

でも、これは違います。フォーカスはばっちりと合っています。

後処理はもちろんかけてません。

ですが、実景が歪んでおかしくなってる。

ビルの壁のミラーなのですが歩いてるとその景色はどんどんと変化すると、レンズの焦点距離によるのでいきなりこういう風には見えてこないのです。

やれる!これならまたおかしな写真が撮れる。

あと、新しいデジカメを買うと必ず違うものが撮れますね。



「WOMAN/RIVER」

実はこれ、1月のNew Year Selection 2012で出品した「見立龍燈」と同じ時に撮った中の一枚。

タイトルのとおり女性に見えて、その実際は川を撮ったもの。

前回のGEISAIに出したワインの封のアルミの中に見えた妄想の景色とはつながってたりします。



「つつじの頃」

4月の晴れた日の午前。

降り注ぐ日差しを浴びたツツジのピンクが鮮やか。

なんてことない景色がピントをぼかすだけで素敵に見えてくる。

たぶん、これが今までのあおひー作品で持たれているイメージなのかと思います。



「暗夜街路」

実は当初、これを出品するつもりがありませんでした。

たまたま、見落としがないかなあと以前に撮影したファイルを見返していたところ、これは出してみたいなと。

ウィンドウに写った夜の街の景色。

街灯や道往く人のシルエットがうまく出てくれました。



さて、次回はいつになるか分かりませんがよろしくお願いいたします。

2012年展覧会ベスト10!

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今年は後半、正直あまり見てないのですがベスト10を選べるかなあと思ってたのです。

それでも振り返ってみるとそれなりにいいなと思う展示は多いものなんですよね。

というわけで独断で選ぶベスト10は以下のとおりです。



1.奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている(横浜美術館)

奈良さんの展示というだけでそれだけで一位にしちゃうのですが、そうではないのです。

空間に漂う空気がもっているは作品の持つ霊性みたいなものなのだろう。

ブロンズの彫刻がものすごくて息苦しいくらい。

あとは鉛筆のドローイングの放つヤバさ。

静かに毒のある部分がうまくちりばめられているように思いました。かわいいという表層のほうがもてはやされてしまうけどもやはりその裏に潜むものがあってこそなのだなあと。

巡回先のこちらもよかったです。
奈良美智「君や 僕に ちょっと似ている」(青森県立美術館)

構成でこうも印象が変わるのだなあということにびっくり。



2.特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」(東京国立博物館)

思い出してみても満足感が高かったように思います。

蕭白のコーナーだけでお腹いっぱいってくらいなのに。

吉備大臣入唐絵巻、松島図屏風と見所満載!



3.福田平八郎と日本画モダン(山種美術館)
前期展示後期展示

福田平八郎の個展をやるということの意義、そして今回の展示のために作られた日本画モダンという切り口がよいなあと。

雨と漣のストイックな描写に魅了されました。



4.蕭白ショック 曾我蕭白と京の画家たち(千葉市美術館)
前期展示後期展示

これを見るためにわざわざ千葉に2回も行ってしまいました。

でも、それだけの値打ちのある内容でした。

どうしても濃い描写という印象が先行してしまうのですが、時期によっても作風が変化してるのが見てとれて実は基礎がしっかりとして絵師であることが伺い知れます。



5.美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年(東京国立近代美術館)

超エース級の名作がずらり。

しかも常設で見られるものの多いこと。

内容もバラエティに富んでて見応えあり。

近美のリニューアルにかける意気込みが伝わってきました。

藤田の戦争画がやはり印象に残ります。あと第二部はまた別でみたいなあと。



6.京都細見美術館展Part2 琳派・若冲と雅の世界(そごう美術館)

夜8時までやってて静かな空間で若冲と向き合える幸せ。

照明が暗いのはほんとにもったいないこと。

本家の細見美術館でもまとまってこれだけの収蔵品を見ることは出来ないというなんとも贅沢な内容。



7.靉嘔 ふたたび虹のかなたに(東京都現代美術館)

正直、構成と近作はうーむって感じなのですが、やはり虹のレインボーカラーで埋め尽くされた空間は至福。

唯一絶対であることが何より好き。



8.生誕100年 ジャクソン・ポロック展(国立近代美術館)

「インディアンレッドの地の壁画」の追いつけない視線移動に混乱かつ興奮!

ちょっとこれはなかなか体験出来ない感じでした。

絵画とは何ぞやということを考えました。



9.三都画家くらべ−京、大坂をみて江戸を知る(府中市美術館)

府中市日での江戸絵画の展示ならば行ってみようという気になるし、見終わってとても満足するんですよね。

応挙のような著名な絵描きのものでないものに見るべき知るべきものが多いように思います。



10.トーマス・デマンド展(東京都現代美術館)

写真やっているものの写真家の展示は実はあまり見ない。

でも、これはものすごく変でよかったです。

紙を使って模型を作りそれを撮影する。

かなりおかしいです。

好きとか嫌いを越えてそのアプローチに尊敬しちゃいますね。



さて、来年はどんな展覧会を見られるか楽しみです。では。

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます!

本年もよろしくお願いいたします。

奈良美智iPhoneケースがやってきた!

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じゃーん!

奈良美智さんのiPhoneケースが到着しました。

横浜美術館で入手出来ず、ずっと欲しかったのです。

オークションというのも何だしな。どうしようと思って調べていたら見つけてしまった。

HOW2WORK
http://www.how2work.com.hk/

奈良さんの犬ラジオなんか作ってるところ。ここから購入出来ることが判って早速オーダーしました。

月曜に頼んで木曜の今日に届いてびっくり〜!


UNDER THE TREE。赤が鮮烈。こちらは奥さんが使う用。


この絵柄はやっぱりAtoZを思い出しますね〜。

弘前駅の階段のところに当時かかってた垂れ幕がこれでしたからね。
(関連記事:弘前の街で見かけるAtoZ


そして念願のわんこ!!


裏面には6種類のケースの図版が。今回入手したもの以外のもやっぱりいいな〜。


ペッケージのこの小屋の形もよいですね〜。

六花酒造で販売してた(まだ売ってるのかな?)ワンカップの3個入りの小屋型の箱を思い出しますね。


上は今まで使ってた国芳のiPhoneケース。3枚続きの浮世絵、くじらがお見事。

このケースは買ってから一年くらい。
(関連記事:国芳iPhoneカバー

さすがにくたびれてきたのでぼちぼち替えたいなあと思っていたところ。

この2つ、美術で動物つながりなんだけどもまるで違いますよね〜。



というわけでiPhoneを入れてみました。

うん、いい感じ。

かつて奈良さんのわんこのポストカードを手帳の表紙に入れてたのでやっぱりわんこがいるのがしっくりときます。

満足なり〜。



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最近の奈良美智さんのドローイングが良さげです!
久々の奈良美智グッズー缶バッジ「colette(コレット)」ー
DVD「NARA:奈良美智との旅の記録」本日発売!
DVD「NARA:奈良美智との旅の記録」を予約してきました
再び、あおもり犬
harappaにて〜AtoZの新商品〜
AtoZ Memoral Dogお誕生会
再び、弘前へ〜AtoZから1年〜
NARA:奈良美智との旅の記録
「NARA:奈良美智との旅の記録」特別鑑賞券(絵はがき付き!)
AtoZ作品集「YOSHITOMO NARA + graf AtoZ」が届きました!!
ビッグイシュー56号に奈良美智+graf「AtoZ」が掲載されています!
AtoZグリーティングカード
東京からAtoZへの道のり〜私の場合〜
かわいい!AtoZなお菓子その2 開運堂のAtoZ薄合せ
かわいい!AtoZなお菓子その1 パリ亭のチーズケーキ
奈良美智+graf AtoZに行ってきた〜詳細版〜(ネタ、バレバレっす)
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AtoZwalkingMapに出てたお店「洋風食堂なずな亭」
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AtoZ弘前限定!みどりのパップ
奈良美智+graf AtoZに行ってきた〜速報版、これから行かれる方へ〜
なかなかいいです!美術手帖8月号
奈良美智+graf AtoZのフライヤー

君や 僕に ちょっと似ている奈良美智フォイルNARA LIFE / ナラ・ライフ 奈良美智の日々奈良美智フォイル奈良美智 全作品集 1984-2010 Yoshitomo Nara: The Complete Works奈良美智美術出版社NARA 48 GIRLS奈良 美智筑摩書房ともだちがほしかったこいぬ奈良 美智マガジンハウス

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動物の顔。

実はこれ、鳩。

目のあたりはどことなくは虫類ちっく。

鳥は恐竜から進化してるからかな?

たまたま近くに寄って撮れるタイミングがあってたくさん撮った中の一枚。

またいいのが撮れますよーに。



渦巻く花びら

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薔薇の花を見てたら無性に撮りたくなってモノクロで。

この花びらの回り重なる様は少し位置をずらしただけでおおきく表情を変えていく。



花の中心の小さな穴がするどい眼のよう。

その内側から誰も覗いていないと思いたい。




無題38

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池に映るゆらぐ景色。

鳥居の赤い二本のライン、幟の赤と白。

緑は明るい日差しでぼやけてる。

無題39

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緑と赤は好きな色の組み合わせ。

虚実のないまぜになったレイヤーの景色。

ここんところカチっとしたのが多かったけども、やはりこういうふんわりとしたのが撮れるとうれしい。

「首都圏から日本へ。」Suicaペンギンくん&PASMOロボットくんポスター

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ペンギンくんとロボットくん!

SuicaとPASMO、久々にこの二人が握手。


首都圏から日本へ。

いよいよ3/23から全国の交通系ICカードが相互利用出来るようになります。

詳細はこちら→http://www.jreast.co.jp/suica/interoperation/index.html

これまでにも相互利用出来るエリアが拡大する度に記念SuicaなどのICカードが登場していました。

今回も全国で発売となるようです。


JR北海道
交通系ICカード全国相互利用サービス開始『記念Kitaca』を発売します!

JR東日本
交通系ICカード全国相互利用サービス開始 記念Suicaの発売について〜2013年3月23日8時から一斉に発売します〜

JR東海
交通系ICカード全国相互利用記念TOICAの発売について

名鉄
全国相互利用記念manacaを発売します

JR西日本
交通系ICカード 全国相互利用記念ICOCAの発売について

JR九州
交通系ICカード全国相互利用開始を記念し、「全国相互利用記念SUGOCA」を枚数限定で発売します。

西鉄
「交通系ICカード全国相互利用記念nimoca」を3月23日(土)から発売いたします!〔PDF〕

福岡市交通局
地下鉄ICカード「はやかけん」「全国相互利用記念カード」発売場所のご案内


PASMO、PiTaPaについては記念カードの発売がないようです。残念〜。
(manacaは発売があるとのことで訂正しました)

ちょっと今回は参戦するかは未定。



そして久々に中吊り。

日本の、一枚。
Suica

広い日本、買うも食べるも一枚で。

ラッピング新幹線のイラストは東日本限定でしたが、なるほどこういうことなら全国のご当地ものと絡められますね。


そしてこちらは対となるもう一枚。

広い日本、鉄道もバスも一枚で。

車窓のペンギンくん!デザインとしても収まりがよいですね〜。



そしてこちらはビューカード申し込み特典!

でもこれはわたしのではなくって、奥さんが申し込みをしてゲットしたもの。

もともとアトレに登録しててハガキが送られてきて、それを持って行って登録でもらえるノベルティ。


箱から出てきたのはペンギンくんのアルミボトル!

このリボンみたいなラインの入ったデザインは初めて見たなあと。

大きさはちょうど280mlのペットボトルくらい。

見てのとおりカラビナがついててバッグなどにぶら下げられますね。

最近は新しいノベルティが少ないように思うのでまたアイテムが増えてくるとよいなあと思います。
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