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しばらくの間

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毎日の更新が出来るか分かりません。

ちゃんと出来るかもしれないし、何日か空いてしまうかもしれません。

少し落ち着いたらいいな。

プチプチ

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カラーなんだけどもモノクロみたい。

プチプチをまるめて撮ってみた。

ほっ。

今日はなんとか更新できました。

「モバイルSuicaでおトクに!普通列車グリーン車でおでかけキャンペーン」の中吊り

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久々にイラストが登場!!

待ってました!

グランクラスのペンギンくんに比べるとこっちのほうがちょっと窮屈そう。

体系もそのあたりを考えて描かれているのかなあ?


列車とペンギンくんは様になりますねえ。


あっ、グリーン券売機にもステッカーが!

というか実はこちらを先に見つけて、その後に中吊りを発見したのでした。

というわけで久々に更新です。

花火

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今日は花火を見てきました。

たまたまベストなポジションに陣取ることが出来て今までで見た中で一番大きな花火!


その名のとおり花のよう。

煙が放電してるかのようなフォルム。


年に一回見られたらいいな。

来年も見られますように。

奈良美智版画展(8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery)

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ヒカリエで奈良美智版画展を見てきました。

本日が最終日。
(※会期は終了しています)

点数は少ないですがやはり書き留めておきたいなあと。



「Untitled」

bloodthirsty butchers「ギタリストを殺さないで」のポスターの絵が元だろうか?

左目をガーゼで隠したおんなのこ。

雲母刷りが素敵。

ザラザラした質感はプリントというよりも塗りに近い。

岩絵の具に似たキラキラ感もあって和のテイストを感じる。

オリジナルの持つ輝きをうまく引き出してて作品に奥行きを与えているなあと。

あと左目の絆創膏の立体はちゃんと別の紙とテープで作ってる。

今回見た中で一番いいなあと。



「Country home」

メインビジュアルとして使用されていた作品。

やはりグラサンのおんなのこ見るとAtoZを思い出す。このグラサンのおんあのこのTシャツ2枚くらい持ってたかなあ〜。

下の小屋のわんこもやっぱり安定感がある。



「Broken tresure」

やっちまったって顔をしたおんなのこの表情が面白い。

怒ってる、泣いてるのは多い。でも、こういう「あっ。。。」て感じのは少ないと思う。

手前の人形が口から赤い血を流してる。

花も茎が折れちゃってる。

なんかこの手のヤバイ感じのは久々って感じ。

ゼロックスコピーの作品のエッセンスは入ってる。



「DAMM IT ALL」

腕のカーブよろし!

浜美で見てやたらと感じたのがうでのカーブのあり得ない曲線の気持ちよさ。

なんだろう?

明らかにおかしいのだけど面白さと気持ちよさのほうが上回っててツボに入る。

画面のトーンはフラットなんだけど、この腕はちゃんとパースも入ってて前に飛び出てくるかのような奥行きを持ってて実は複雑なことになっている。



「Don't Cry」

涙がなんともかわいい。

泣かないで。

いじましい。少ない線でばっちりと伝わるこの気持ち。



「Backwards、Forwards」

机の上にはピンクのリボン、あたまにも同じピンクのリボンのおんなのこ。

行くも戻るもってことなのかしら?

上の文字の吹き出しに押しつぶされそうな構成がいい。


この他にも去年の奈良美智「PRINT WORKS」(ROPPONGI HILLS A/D Gallery)で登場した版画も一緒に並んでいました。


そして、今日行った目的は犬ラジオ!

お腹に入れたスピーカーがお見事。

ジャック関係は首輪に組み込まれててなるべくその造形は損なわれないように配慮されていることがよくわかる。

ピカピカ光る赤い鼻が見たいなあ〜。

でもさすがに買えない。ってことで廉価版を期待していま−す。


そして↓こちらも再訪したいですね〜。

「奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている」
会期:2012年7月14日(土)−9月23日(日)
会場:横浜美術館
休館日:木曜日
開館時間:10:00−18:00(入館は17:30まで)

「奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている」公式サイト
http://www.nara2012-13.org/

図録も発売になりました!君や 僕に ちょっと似ている奈良美智フォイル


<奈良美智 関連記事>
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2012年度第二期MOTコレクション 奈良美智 寄託作品(東京都現代美術館)
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再び、あおもり犬
harappaにて〜AtoZの新商品〜
AtoZ Memoral Dogお誕生会
再び、弘前へ〜AtoZから1年〜
NARA:奈良美智との旅の記録
「NARA:奈良美智との旅の記録」特別鑑賞券(絵はがき付き!)
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ビッグイシュー56号に奈良美智+graf「AtoZ」が掲載されています!
AtoZグリーティングカード
東京からAtoZへの道のり〜私の場合〜
かわいい!AtoZなお菓子その2 開運堂のAtoZ薄合せ
かわいい!AtoZなお菓子その1 パリ亭のチーズケーキ
奈良美智+graf AtoZに行ってきた〜詳細版〜(ネタ、バレバレっす)
弘前の街で見かけるAtoZ
AtoZwalkingMapに出てたお店「洋風食堂なずな亭」
AtoZ関連イベント「A-nightで行こう!」に行ってきた
AtoZ弘前限定!みどりのパップ
奈良美智+graf AtoZに行ってきた〜速報版、これから行かれる方へ〜
なかなかいいです!美術手帖8月号
奈良美智+graf AtoZのフライヤー

NARA LIFE / ナラ・ライフ 奈良美智の日々奈良美智フォイル奈良美智 全作品集 1984-2010 Yoshitomo Nara: The Complete Works奈良美智美術出版社NARA 48 GIRLS奈良 美智筑摩書房

ねこじゃらし

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車のヘッドライトを浴びて銀色に光る。

なんてことないものが素敵に見えたらいいな。

親方と手下クン

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先日、エアコン工事を依頼して来てもらった業者さん。

いやあ、久々に昔気質の親方さんを見ました。

年の頃、40代後半あたり。

30才くらいの手下クンを引き連れてやってきた。

でっぷりとした胴回り、こちらに対しては物腰が柔らかくしているものの、本質的にはちょっと怖めな感じ。

ところが彼の手下クンへの指示が素敵だったのだ。

すごく厳しいのだけど言葉の一言一言に彼を思いやる理由がさらりと織り込まれてて聞いてるだけでなんかちょっとウルっときた。

手下は自分の任された仕事と親方のサポートで手一杯。

もうちょっと頑張ろうよというところ。

親方、さすがに分かってて、ちゃんと激励をこめてダメをだす。

しかも、ちゃんと手下の出来てないところに対して「じゃあ、そこは俺がやるから」と。

口出すけどもちゃんと面倒をみる。

当たり前だけど、今なかなかにみんなみんなが出来てないことをするっとやる。

で、手下クンも親方信用してて、「うん、わかった!OK!」って親方に応えてる。
(ほんとはハイって言うべきなんだけどこの二人の信頼関係を見てるとアリだなって思える)

頑張って出来上がったところで彼がわたしに「キレイに出来ました」というので見てみたら確かによく出来てた。

「キレイにやってもらってよかったです。ありがとうございます!」なんて返しちゃった。

なんか、よいプロセスがあってこの結果なんだなあと。

それに何よりもいい師弟関係見せてもらったのが嬉しかったなあ。

さ、自分も誠実に仕事せねば。

あっ、手下クンは居ませんけども。

引っ越しました

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先週、引っ越しをして神奈川県民となりました。

まだまだ、新しい町に慣れるには時間がかかりそう。

世田谷区には15年住んでいたんだよなあ。

千葉から東京、そして神奈川へ。

さてさて、楽しいことがたくさんみつかるとよいなあ〜。

ペンギンパレード2012(日本橋高島屋7F)

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日本橋高島屋7Fのクロスロード7で開催中のペンギンパレード2012に行ってきました。

今日は作家さんのサイン会とのことでさかざきさんがいらっしゃいました。

今回は↑のノートのみ購入。

イギリスと日本の国旗がモチーフ。オリンピックなんですよね〜。

さて、今回のさかざきちはるさんの新作の原画は5点。


「キングペンギン」
以前に有隣堂のさかざき展でも王様ペンギンのモチーフはありましたがこちらはもっとリアルなテイスト。

色味のバランスが素敵。


「バラとペンギン」
手に一輪の薔薇をもつペンギン。

なるほど!今回は高島屋さんにつき、薔薇は外せませんね。


「よろこび」
こちらも薔薇がいっぱい。

わーいって感じで体をくねらすペンギンくん。

無理くりなはずなものがそうは見えない不思議。

このあたりがすごいんですよね、さかざきさんて。


「メダルセレモニー」
なんと表彰台のペンギン。

銀メダルを愛おしそうにみつめるペンギンが一番印象的でした。


あと一点。ペンギンくんがいっぱいのがありました。タイトルを失念。


さすがだなあと思ったのはこの5点と過去にも出てたのと同じもう1点の計6点ともすべて売約済み!

あと原画のほかにもこれまでに制作されたジクレープリントが展示販売されていました。

あと、よいなあと思ったのはノートの裏。


なんと、金メダルバージョン。

展示は8/21火曜日まで。

最終日は16時までなので注意です。

青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』

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青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』にお邪魔してきました。

登壇者は山下裕二氏(明治学院大学教授)、籾山昌夫氏(神奈川県立近代美術館 主任学芸員)。

そして、ナビゲーターはいつもお世話になっている青い日記帳のTakさんこと中村剛士氏。

お三方登場を拍手で迎えます。

※なお会場の撮影については了解を得ています。

山下先生、今日は日本美術応援団ではなくロシア美術応援団とのこと。

レーピン好きだし、自身で企画された白隠展をやるのでこれは断れないなあとのこと。

レーピンの作品は日本にはほとんどないのだそう。

横浜美術館にあるくらいなのだそう。そこまでレアだったとは初めて知りました〜。

籾山さんはもう四半世紀、ロシア絵画を研究されているのだそう。

今回の展示の監修をされている日本でのレーピン研究の第一人者。
(なかなかお目にかかれないレーピンを他に日本で研究されている方がどれほどいるのだろうか木になりました)

過去に来日したレーピン作品の展覧会について。

1970年代半ばに銀座の月光荘のつながりで日本橋の三越で30点のレーピン作品を展示したとのこと。

1990年代には小樽にロシア美術館が作られ今回展示されていない作品があったのだとか。
(今はもう無いようですね)

90年代には都美術館でロシア絵画の展示が催されたのだそう。

この時は今回も展示されている「懺悔の前」が出ていたのだそう。

記憶を頼りにすらすらと過去の展覧会について話すTakさんに山下先生が「よく覚えているねえ」と。

ブログに書いて確認するから記憶として定着するのではとも。

レーピンは実はネームバリューがあり、日本で言うなら横山大観のようなと言われたあとで、いや雪舟かなあと山下先生。

面白いのはレーピンの生年、没年を和年号でおっしゃられたこと!

レーピンは天保15年生まれ、昭和5年に没してて、時期としては富岡鉄斎が近く6〜7年先なのだとか。

こういうトークの広がりに持って来れるのは日本美術が専門ながらも小さな画廊までとにかく見まくってる山下先生のすごいところ。

キャベツは由一の鮭みたいなもの。なるほど〜。

籾山さんもこの一点だけどうしようか迷った挙句、図録では畑と合わせるしかないなあと。

レーピンの晩年はロシア革命のため、今もよくわからないのだとか。

大正7年にレーピンが餓死したというデマが流れたことがあり土井晩翠が詩を詠んだのだそう。
(どいばんせいとメモしてたがどいばんすいが正解)

トルストイがブームになっていて肖像画を描いていたレーピンは知られていたとのこと。

山下先生曰く、どうしてロシアの美術だけ認知度が低いのか?

音楽や文学に比べると美術は再現性が低いからではないかとのこと。

あとレーピンの絵は上流階級のひとが買ってしまい、ロシアの国外にはほとんどないからだとも。

アメリカとロシアの冷戦もあり、レーピンは政策としてこき下ろされていたよう。

「20世紀に作られた美術史はアメリカが捏造してるんだよね」と山下先生。

そうしたこともあり、レーピンは埋没してしまったのではないかと。

この会場で自分の眼でその凄さを見て欲しいと。

レーピンはもともと絵が上手。この才能に加えて構想を練る労力の掛け方が半端ない。

フジタはもともとは下手。

現代の作家でもともと上手なのは山口晃とも!
(こういう結び付けが出来ることが素晴らしい)

松園は努力型とも。



山下先生の「王女ソフィア、これポスターにすればよかったのに」に思わず笑いました。(右の絵)


メインのビジュアルの「休息ー妻ヴェーラ・レーピナの肖像」はそのタイトル通りにレーピンの奥さんを描いている。

実はレーピンの弟がこの奥さんの姐と結婚しているとのこと。

かなり若い。たぶん20代前半。

X線で調査したところ目が開いていたことが判明。

恐らく制作途中で寝ているように変更されたのだろう。

右手をアゴにやるポーズは確かに寝ているにしては不自然。

これは伝統的に西洋美術で悲しみを現すポーズなのだそう。

そして右腕には黒い腕章をしているように見える。この腕章は下絵にも存在するのだそう。


リーフレットにも登場の「思いがけなく」

描かれているのは革命家。

レンブラントの放蕩息子の帰還のイメージも。

この絵の別のバージョンには女性がカバンを持って入ってくるものもあるのだとか。

実はレーピンはモスクワには5年しか居なかった。

むしろ、サントペテルブルグに長く住んでいて、美術学校の校長も勤めていた。


「1581年11月16日のイワン雷帝とその息子イワン」

※実際に会場に展示されているのはこの作品の習作になります。

気性が荒く、息子を杖で殴り殺してしまった絵。

移動美術館で展示されており、その当の皇帝が見に来たのだそう。

首都以外で飾らないでくれと頼んだが、結局、展示してしまう。

取り外せという命令が下ったが、友人がとりなして結局は飾って構わないということに落ち着いた。

実はこれ、皇帝の寛容さをアピールする政策なのだそう。

絵画だけ見ていたら分からないエピソード。

社会の中でそういった仕掛けに用いられていようとは。


ここで山下先生からの依頼で低い音量で流れてたBGM「展覧会の絵」のボリュームをUP。


会場に展示されている「作曲家モデスト・ムソルグスキーの肖像」(右の絵)

彼こそがこの「展覧会の絵」の作曲家。

そして「ウラジーミル・スターソフの肖像」のスターソフ。彼に捧げてこの曲は作曲されたとのこと。

このあたりの人物相関がわからなかったのであとで調べてみたところ、このスターソフの紹介でムソルグスキーがヴィクトル・ハルトマンの親友となったのだそう。

このハルトマンの展覧会の絵に触発されて「展覧会の絵」を作曲したのだとのこと。

ほんと聞いてて心地よい曲。まさか美術館でこの曲を聞ける機会があろうとは。

そして時間はあっという間に過ぎて、最後にまとめ。

各自、好きな作品を挙げることに。(※以下のタイトルは正式なものではありません。極力、話の中で紹介された名前で書いてます。ご了解ください)

まずは山下先生から。


・ピアニストのおばちゃんの絵(左の絵)

高飛車なところが好き。

二の腕がたまらない!基本薄塗りなのにここだけ厚塗りになっている。うにょ〜って。

ポスターこっちにしたらきっと中年男性の人気が。。。w



・細長い夫人の肖像(左の絵)

こちらも上から目線。
(山下先生の好みが分かりました)

プロポーションが百済観音ですね。眉毛濃いいし。


・キャベツ

無意味な線好き。


・フィレンツェの自画像

薄塗りでキャンバスの地が見える。

指示体と絵の具の一体感が好き。



あと、この会場の作品、全体として額がいやらしくないと。

額はオリジナルのもののよう。



続いて、Takさん

・革命家が入ってくる絵

六人の表情がいい。

山下先生がTakさんに向かって「室内好き?」

なるほど、Takさんの大好きなフェルメールの作品は室内を描いたのが多いですよね。

女の子の上に七人目の顔が!?

心霊写真ちっくな新説が登場。


そして、トリは籾山さん。

・少女を描いた小さなデッサン画

なんとも以外な回答かと思いましたが理由を聞いて納得。

鉛筆のぼけで描いてる部分。

頬のところの描写で技量が分かる。

油彩だけでなくやっぱり上手いってことですよね。


・農家の中庭

崩れた屋根の空いたところから鳥が覗いてるところがいい。


山下先生「駄作が少ないでしょ」
籾山さん「少ないですねえ」


そして、ラストは告知です。


12/22から白隠展がスタート。

なんと白隠の作品には国宝、重文がひとつもないのだそう!

五百羅漢もそうでしたが見れば分かるその凄さ。

なんとケースも全部このために作っててインスタレーション的な展示になるそうです。

楽しみ!

Bunkamura ザ・ミュージアムでのレーピン展は10/8まで。

そして、以下のスケジュールで巡回の予定です。


浜松市美術館
2012年10月16日(火)〜12月24日(月・祝)

姫路市立美術館
2013年2月16日(土)〜3月20日(土)

神奈川県立近代美術館 葉山館
2013年4月6日(土)〜5月26日(日)


山下先生、籾山さん、Takさんありがとうございました!

あおひーはGEISAI#17に参加します!

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GEISAI#17に参加します!

開催日程:2012年9月2日(日) 10:00〜16:00
会場  :東京都立産業貿易センター台東館 7階、6階の2フロア開催 
最寄り駅:各線浅草駅

あおひーの作家デビューは4年前のGEISAIでした。

というわけで初心に還ってみたいと思います。

新作を展示します。お楽しみに!※しばらくはこのエントリーをTOPにします。最新の記事はひとつ下のエントリーとなります。

GEISAI#17出展、無事に終了しました!

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GEISAI#17、無事に終了いたしました。

ご来場頂きありがとうございました!

あおひーブースはこんな感じでした。6Fのステージ横の035。

今回は見てのとおりのモノトーン。

ですが実はこれはカラー。相当にアンダーな露出でこういうふうになっています。

画面上方の中央の額の中にあるのは銀色に光るもの。

今回の13点の作品はすべてこれを撮ったものなのです。

上段の13点と下段の13点は同じカット。


でも下段のほうは上に透明なシートがかかっててこんなふうに上からマジックで線を書いちゃってる。

上のキャプションの文章は以下のとおり。


ワインを開けてみた時、ふとその封のアルミを写してみた。

するとそこには見たことのない景色が広がっていた。

わたしにはなんとなくだけど、こんなふうに見えたのだ。

近くにあるけど見えない景色。

これはある種の心霊写真的な妄想かもしれない。


というわけで前述した銀色のはこのワインの封のアルミだったのです。

あるものは犬に、人の顔に、ダイブする姿に、恋人たちに見えてくる。

こう見えるっていう自分の認識をマジックでなぞってみたのです。

これまでの展示ではやってなかったパターンになりました。

実は昨日の設営時には上段のプリントは平置きだったのですが蛍光灯が反射してびかびかに。。。

そこで急遽、今朝になって傾斜をつける仕様に変更。少し改善されたかなあと。

キャプションをつけては見たものの実際に展示されたこの1枚のアルミからすべてのイメージが抽出されていたことは説明して初めて判って頂けるケースばかりでした。


投票の結果です。まだまだですのでもっと精進します。

ご投票頂きました皆様、ありがとうございました!

ちなみに裏のブースはこちら↓


妖怪イヌジマ!

壮観です。

石井葉子さんの作品。

ここはずっとひとだかりでびっくりしました。大人気なイヌジマくん、壮観です!

さて、あおひーの次回の展示は12月のグループ展となります。

また近くなりましたら、告知させていただきますね。

GEISAI#17に出展した作品

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ということでGEISAI#17に出展した作品を掲載。
(※リサイズしてあるのでオリジナルよりも更にノイズが多いです)


どれもこのワインの封のアルミを写したもの。

以下、なんとなくわたしに見えたイメージ。


なんとなく夫婦っぽい。


弓なりのフォルムはダイブするかのよう。


魔人。


絡み合う。


幽霊の母娘。


福助っぽいが異形なり。


3人。


翁。


天使が抱きしめてる。


恋人。


わんこ。


和尚、もしくは賢者。


エロティック。

当日の展示では小さなプリントにマジックでなぞってこう見えるという心霊写真っぽいのも展示していましたがこうやって活字で個別のイメージについて書いたのは初めて。

ま、ほんと妄想ですよね。

酔ってワイン飲んでカメラ構えてアルミの封を撮るってのがわたしらしいなあと(笑)

さて、また次の展示も頑張りますね!

美術館で旅行!-東海道からパリまで-(山種美術館)

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なかなかに忙しくて行くことが叶わない展示の多いこと。

そんな中、会期前半を見逃していた「美術館で旅行!-東海道からパリまで-」に行ってきました。



第1章 広重と歩く東海道と名所

まずは歌川広重(初代)による東海道五拾三次。版元:竹内孫八〔保永堂〕大判錦絵。


・浜松・冬枯之図

立ち上る煙の白と茶のグラデーションの描写が素晴らしい。こういうの見ると版画ってすごいなあと思う。


・吉田・豊川橋

宿の前で2人の女性が旅人を羽交い絞めにしちゃってる。御油宿の留女。

こういうひとのやりとりのおかしさっていうのは今も昔もかわりませんね。


・池鯉鮒・首夏馬市

草原に居並ぶ馬が美しい。フォルムと色に惹かれる。


・四日市・三重川

動と静で切り取られた瞬間。

笠を飛ばされ追いかけるおとこ。それと対照的に橋の上で上着を風にたなびかせるおとこ。


・庄野・白雨

モノトーンで描写された雨と木々のグラデーションが素敵。


・土山・春之雨

川に流れる流水に!段になっているところの水色と白に描かれているのだけどなんだか妙。これ、すごく気になりました。

東海道五拾三次は何度となく見てるけどそれでも見るたびに楽しめますね。


・阿波鳴門之風景(雪月花之内花)

新大橋に振る雨の中を行きかう人々。

立て位置の構図がばっちりと決まってる。横にはゴッホが模写した図版が並んでいます。



第2章 日本を旅する〜 北海道から沖縄へ〜


・吉田善彦「春雪妙義」

山を描く線(稜線よりも中のほう)に紫がかった色を使ってるのだけどマッチしてる。現実としてはおかしいはずなのにそう考えさせないというのが力量ですね。


・小茂田青樹「丘に沿える道」

柔らかい描写が目にも優しい。緑が多めなのも好み。


・石井林響 総南の旅から「仁右衛門島の朝」

木のもふもふした描写が髭のよう。


・石本正「飛騨の酒蔵」

酒蔵とその手前の水路はまっすぐに描写してるのだけど整然としていて美しい。


・川合玉堂「竹生嶋山」

なんでだか岩がいきいきとしているように見えました。


・小林古径「清姫のうち熊野」

中央に描かれる建物は整然とした直線がほとんどなのだけども。山の木々の墨のぼかしたのいい。

物語世界という感じが漂ってる。


・奥村土牛「那智」

縦に伸びる白い水の流れ。下の岩とのコンビはファロス的に見えてしまった。


・速水御舟「比叡山」

最初、目に入って笑ってしまったくらい。

筆をまんま置いたフォルムの墨の滲みで形づくる山の朴訥な佇まいがたまりません!!


・寺崎広業「舞子の朝」

松がどうにも生っぽくひとの足かのように見えてしまった。


・東山魁夷「春来る丘」

ほっとする絵なのだけども実は画面構成が結構うるさい。

でも、まるでそう感じないということに驚く。



第3章 世界を旅する〜 マンハッタンからパリへ〜


・横山大観「楚水の巻」

なんと全長14メートルあり、前期後期で巻替えとのこと。

濃い墨で描かれる鳥に目が行きます。

月だけはなんであのタッチなのかは?


・速水御舟「埃及土人ノ感慨」

水流の描写が「炎舞」の炎のフォルムに通じているなあと。

こちらは緑だし、人物でしかも異国なのでまるでイメージは異なります。


ラストにあった御舟の欧州でのスケッチ6点は細い線で明るいトーンで見入ってしまいました。

こういう展示を見ると、旅に行きたくなりますね〜。

9/23まで。

Suicaポイントクラブの中吊り

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新しいペンギンくんの中吊り。(っていいつつもちょっと経ってしまった)

Suicaポイントクラブのキャンペーン。

期間は9/1〜9/30まで。新規会員登録してSuicaポイントマークのあるお店で500円以上利用すると、100名様に10,000円分のポイントが当たるtいうキャンペーン。

黄色で横長だと目立ちますね〜。


新しい図案だとうれしいのですが、ポーズはいつものお決まりのもの。

お腹のところにでっかく「\10,000」って乗ってるのがどうにも太っ腹に見えて仕方ありません。


実はこちらのほうを先に見つけてました。駅貼りのポスター。

やはり新しい絵柄の中吊り、ポスターが見たくなりますね。

入籍いたしました!

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今週の水曜日に入籍いたしました。

(ツイッターとフェイスブックでは既にお知らせしておりました)

お陰様でようやく所帯持ちとなりました。

まだバタバタとはしてますが新しい日々を楽しみたいと思います。

もうぼちぼちしたらもう少しこのブログの更新頻度もあげていきたいと思います。

皆様、今後ともよろしくお願いいたします!

咲いた咲いた

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先日、奥さんがお花やさんから連れて帰ってきたミニ薔薇。

小さな蕾が2つ、3つ。

1日経つとひとつ花開く。

そんな当たり前のことがとても素敵に思えて撮ってみました。

花びらの柔らかい感じが上手く出てるかな?

5グラム

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今日からほんの5グラム、重くなった。

左手の薬指、輝く銀のリング。

ようやく出来上がってきて取りにいってきたばかり。

目の前に座るひとにも一回り小さいのが光ってる。

まだ慣れない嬉しい違和感。

だんだんと馴染んできっとこれが当たり前になる。

ずーっとずっと、これからずーっとよろしくね。

幸せの印。ふと見る度に微笑めたらいいな。




魅惑のドールズハウス展(平塚市美術館)

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平塚市美術館でスタートした「魅惑のドールズハウス展」に行ってきました。

会場内に入ってまず驚いたのは撮影OKということ。これはうれしいですよね。
(営利目的でなければOK)

念のためブログに掲載してよいか電話して確認したところ大丈夫だとのことでした。

ぱっと見でボリュームがちょっと少ないかなあと思ってたのですがとんでもない!

その小さな家の中に入り込むようにして見ていくともう十分すぎるくらいの分量でした。


まずは「トマス・ハーディの家」。

実物の写真パネルも展示されていてその精巧さを確認出来ます。花なんて小さいのにとてもよく出来ています。



続いて「モッツ雑貨店」。今回の展示にはモッツ夫妻によって制作されたハウスが登場します。

細かさと密度が見事!

驚くのがこれを含めて何点かのハウスは露出して展示されているところなのです。

ガラス越しではなく目の前で直に見られる贅沢。

しかも、美術館側で用意してくれた単眼鏡が置かれてるというのは有り難いことです。


見てください。この中の造り込み!!再現度が半端無いです。



メトロポリタン美術館!?

ん!!違う!!

なんとモトロポリンタンミュージアム!この大真面目な造形でこのネーミング、楽しいです。


中には名画がいっぱい展示されています。モナリザや落穂拾いも。


このおんなのこがとてもよかったです。犬を連れてこのポーズ。とても印象に残るシーン。作者のセンスですよね〜。



この家もよかったです。「デモイン・バンガロー」。モッツ夫妻が実際に住んでいた住居をモデルにしたハウス。


単にモノが忠実に再現されているだけではなく生活感のある空気が漂っています。

家の周囲、4方向全てから中を見られるというかなり珍しいもの。なるほどほとんどのドールズハウスは一方向から見るように造られています。



このハウス、形がかわいい。「オランダのトールペインティングの家」。こういうシンプルなのもよいですね。



ミニチュアのおもちゃ屋さん。

この月の横顔が印象的。


小さな世界を真剣に見てて飽きない感じは子供のころに飽きもせずに夢中でおもちゃで遊んだ感覚に似ているなあと感じました。

11/25まで。

海へ

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歩いて海へ。

引っ越してからちゃんと訪れたのは今日が初めて。

雲がとてもよい具合でキレイでした。


海ってこうやって見ると部分で色が違うんですよね。

奥は濃いブルー、手前はグリーン。


カラスがいままさに飛び立たんと。なんか彫像かのようなフォルムで止まって撮れました。


夕焼けに近づく日差しが海を金色に染めてく。

やっぱり自然には敵わないなあって思っちゃう。


海を後にした帰り道でも雲がよい感じで何枚か。


なかなか素敵〜。
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