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2013展覧会ベスト5

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今年最後の一日、大晦日。

例年であればその年の展覧会ベスト10を書き終わっているところなのですが、今年はあまり見れていないので展覧会ベスト5としたいと思います。

あくまであおひーの個人的な好みってことで。


1.かわいい江戸絵画(府中市美術館)

府中市美術館での江戸絵画シリーズは自分的に毎回、ツボにはまるのです。

しかもかわいいくくり!

動物いっぱいで見てて気分が上がりました。


2.会田誠 天才でごめんなさい(森美術館)

正直、よくやれたなあと。

個展でみられるのは断片的な部分で、今回は会田さんのトータルで多岐に渡る活動を網羅出来て改めて比類なき活動だなあと。

ペインターとしての着想と技術が確かなのにまるで対局の画風や映像などベクトルはどこへ向うのかおいつけない。


3.貴婦人と一角獣(国立新美術館)

絵画以外の平面の大きな作品でここまでいいなと思えるのってそうそうないなあと。

一点のみでなくちゃんと揃いで見られたのがよかったです。

いまこうしてベストを選んでて入っていることに我ながらビックリしてます


4.日本の絵 三瀬夏之介展(平塚市美術館)

このブログに記事として書いていませんでしたがこの展示は感慨深いものがありました。

公立美術館での初の個展です。

作品が大きいこともあって美術館の空間に映えていたと思います。

真ん中から引き裂かれそうになってる作品が震災後の心象風景を投影しているようで胸が苦しくなりました。

今後もどのように作風が変化してくのか楽しみです


5.あいちトリエンナーレ

奈良美智さんの参加してるWE-LOWハウスが目的だったのですが実際に訪れてみると多岐に渡る内容でとても楽しめました。

サンチャイルド、名和さんの泡、ボウリング、原発神社とふと思い出しただけでいろいろと印象に残る内容だったなあと。

でも一番嬉しかったのは奥さんと一緒に奈良さん直々にマッキータトゥをやって頂いたこと。

好きな作家さんに直接腕に描いてもらったことは一生もんの思い出です。


さて、本年もお付き合い頂きありがとうございました。

来年もいろいろ見られたらと思います。

皆様、よいお年を!

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。

今年はもう少しまめに更新出来たらと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

『槐多の歌へる』その後ー山崎省三・村山槐多とその時代(小杉放庵記念日光美術館)

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『槐多の歌へる』その後ー山崎省三・村山槐多とその時代 に行ってきました。

なんと昨日の元旦からオープンしていた小杉放庵記念日光美術館。

いくら観光地とはいえお正月からやっているとはビックリ。

なんとも有難いことです。

村山槐多の絵画は幾度と見てはいるものの山崎省三という画家は今回初めて。

山崎省三は槐多の親友であり、遺作展の開催に尽力し、詩集『槐多の歌へる』をまとめた人物とのこと。

解説によると山崎の画業は今まであまり知られてこなかったということ。

山崎省三の他にも関係のあった初見の画家の作品も見ることができました。

まずは槐多。

やんちゃだった槐多の「火だるま槐多」という呼び名は知ってたものの、温厚な山崎省三の「ほとけの省三」というのは初めて聞きました。

それだけ性格が反対の二人なのに親友だったというのも面白い。

○「小杉未醒氏庭園にて」村山槐多

オレンジとブルーのラインが鮮烈!

エネルギーに満ち満ちていて勢いを感じる。

毎回思うのだけど22歳で没していなければ彼はどんな作品を描いたのだろう?

○「田端風景」村山槐多

実景の存在とそのエーテルをひとつの虹みたく描いてる。

虹となるとやはり「尿する裸僧」が頭に浮かぶ。

がまだこの風景は荒削りといった感じ。

○「カンナと少女」村山槐多

顔と手の赤が強烈に残る。

右上の花の赤と左下の帯の結った赤とも呼応している。ただしこの赤は実際の色彩と違和感ない。

存在がしっかりと浮かびあがりしっかりと脳裏に残る。

○「のらくら者」村山槐多

コンテで描かれたモノトーン。

なんだかこの男性の表情が仏とヤクザがだぶって見えた。

タバコふかしてる荒ぶる感じとどこか見通してるかのような達観したところを同時に持っているかのよう。

すごく不思議なトーン。


続いて山崎省三の作品へ。

○「村童(少年)」山崎省三

眼差しと頬が印象的。

グレーの背景と服のそっけないざっくりとした塗りの対比がよい按配。

○「川べり」山崎省三

山崎の風景画は筆がのたくっているのだけど削れることは少なく絵の具が滑らかに伸びている。

奥に見えるおそらくは現実の景色を越境してるラインの緑が心地よく響く。

○「裸婦十二図」山崎省三

てろーんとした力のぬけた線が愉快。

向かいの「野趣十二題」も同様のテイストで楽しい。

○「湖畔暮笛」山崎省三

絹の布に描いてるのだけど本当に布だけで折れ目もついている。

月明かりの下、笛を吹くひと。

柔らかいトーンが風景画とはまた異なる趣き。軽みがあり澄んだ感じ。


この他にとても気になる作家を見つけて嬉しくなる。

○「或浜辺にて」水木伸一

一見して茶色の岩場。よくよく見てみるとその中に牛と人が描かれている。

岩場の奥には緑の野原。空は青く白い雲が浮いている。

視線移動がとてもよく考えられていてそういった意味で今回一番楽しめたなあと。

○「モデル」水木伸一

こちらはパステル。

可憐な女性。肌はとてもきめ細かく塗られているのだけどその周辺の髪やエーテルみたいなラインはとてもシャープな線で対照的。

美しく見ててすっと入ってくる。

○「鉢(山崎省三像)」山本鼎

山崎省三の顔ということよりも、肌色の血色のよい少し禿げたおっさんの顔が底にある鉢はどう使うんだろう?と。

そういった意味でのインパクトがものすごい。


さて、再び戻って山崎省三の作品に。

○「映書山房図」山崎省三

木々が喜んで万歳してるかのよう。

このヘロヘロな筆運びが山崎の風景画の持ち味と言えるだろう。

○「TERO」山崎省三

これ、ワンコです。こういう名前なのかな?

風景画では滑らかだった絵の具がこの絵では削られててかなり暴れてる。

対照によってこのあたり変わるのだろうか?

○「宮古馬(琉球記念)」山崎省三

正面から見下ろした構図。

この目がいい。凛として澄んでいる。

正月早々に今年の干支の馬の絵がみられてラッキー。

○「オレアイにて」山崎省三

鉛筆でざっくりと描いたフォルムの味わいがよい。

ぱっと見の印象でダイレクトに描いたんだろうかなと。


小杉放庵記念日光美術館は展示スペースがそんなには大きくないので今回の展示は展示替えが細かく区切られていました。

槐多に期待してたものの実際に見てみると山崎省三の作品もかなり楽しめました。

2/16まで。

※前述したとおり展示替えがあります。

ヘンな日本美術史 山口晃:著

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ヘンな日本美術史山口 晃祥伝社
ずっと気になっていた「ヘンな日本美術史」を読んでみました。

山口晃さんの新刊。

ほぼ活字オンリー(解説イラストはあるがとても少ない)。

えええ、大丈夫なのだろうか??

そんな不安があったもののいつの間にか第12回小林秀雄賞を受賞されててびっくり。

以前にトークショーで見てて自分なりの独特な考えをお持ちであることは知ってたのでこれは期待出来そうだなあと。

読了して思ったのは、続きが読みたいなあと。

画家としての視線と山口さんなりの見方があって初めて書ける内容で単に批評家では至ることの出来ない境地。

分析がよく出来ていて論考のもとにこの結論に至ったことに合点がいくのだ。

とても丁寧に書かれている。

対象となる絵画の図版がカラーで入っているのも有難い。全て網羅出来てたらなおよかったなあと。

川村清雄についてもっと評価されてしかるべきだというくだりは画家としての真摯な姿勢が現れている。

一見、タイトルの絵のユルさとタイトルの「ヘンな」というところから手に取りやすいのもよい。

美術好きなひとはもちろんのこと、たまたま読んでみたひとがこの本で紹介された絵をみたいと思うのではないかなあと。

前述したとおり、やはりこれは続編希望です。

もしくは少し違ったテーマで山口さんにまた書いてもらいたいものですね。


そうそう。↓こちらも読まねば。
すゞしろ日記 弐山口 晃羽鳥書店


こっちは持ってますよー。
すゞしろ日記山口 晃羽鳥書店

見立顔様

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劇画の人物の顔のように見えてしまってそうとしか見えなくなってしまった。

ある種のなぞなぞカメラってことで。

最近、またいろいろと遊べるようになってきた。よしよし、いい感じ。

アドレス帳

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実は住所の管理を未だにアナログなアドレス帳でやってたりするのです。

もちろんiPhoneの連絡先にもデータはいれてある。

でも年賀状だったり展示の案内なんかは必ず手書き。

だからアドレス帳に書いたのを見て書くのが都合がいい。

展示に来て頂いた方の住所を都度書いてってるのでさすがに今のアドレス帳がいっぱいになってきた。

それだけじゃない。

やはり引越したりで修正じゃなく、次の欄に改めて書いてたりでどんどん埋まってきた。

そうなると新しいアドレス帳に移行するのがいいだろう。

そう軽く考えていた。

ところが。

文房具店や大型店舗を見渡してみてもアドレス帳が少ないこと。

ダイアリーやノートという区分はあるがアドレス帳のくくりがない。

アドレス帳自体はかろうじてみつけたが小さくて使いたいなあという代物ではなかった。

そこでネットでいろいろと探してみた。

海外のはAからZなので論外。

A5の手帳に挟んで使いたいのでA5もしくはA6サイズ。

小さくて安いのもあったが件数が少なくて心もとない。

ちょうどいい大きさで欲しくなるなあというものがみつからず思案中。

さてさてどうなることやら。

電光群

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光は照らす。と同時に影をも落とす。

電光群。

年賀状はこれにしましたがNewYearSelection2014には別の作品を出品いたします。やはり未発表のものを見せたいもので。

カラーでフォトアクリルです。

前回の3331アンデパンダンがモノクロでプリントのみだったのでだいぶ印象は変わってくるかと思います。

でもこれはこれでいいので新しい名刺に採用することにしてみました。

というわけでプリンター絶賛稼働中!

New Year Selection 2014、終了しました!

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New Year Selection 2014、本日無事に終了いたしました。

ご来場頂きました皆様ありがとうございました!

そして本日クロージングパーティで投票結果が発表されました。

今回は324名の方の投票があったということでした。

結果は。。。。

4位 野口 洋二さん、そめや じゅんさん 26票

3位 渡部 万里子さん 30票

2位 原野 金一郎さん 33票

1位 あおひー 34票

ということで1位となりました!

投票頂いた皆様、本当にありがとうございました!

これからも精進して参りたいと\思います。

「並木」に頂いた感想

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先日のアートポイントでのNew Year Selection 2014で出品した「並木」。実はこれ出品前に自宅の壁に掛けて撮ったのです。

投票頂いた際に感想を頂きましたのでいくつか掲載してみたいと思います。
(>>以下はあおひーコメント)


★色がよいです。大きさも。

>>実は今回大きさを変えてみました。フォトアクリルではこれまでにA3もしくはA3ノビの縦長特殊サイズだったのですが、今回はA4縦長と小ぶりにしてみました。


★深海の空間にただよう美しい色の生物を感じます。吸い込まれるようでいつ迄も見ていたい。

>>木々を撮ったものが深海の生物みたく見えてしまう不思議。嬉しいですね。


★たぶん並木ではないのだろうなと思いながら考えてますがやっぱりわかりません。

>>面白かったのが夜のイルミネーションだと思われてた方が複数いらっしゃったこと。正解はやっぱり本人にしかわからないかなあ。


★これまでにも増して絵画感の強いカラフルフォトグラフ堪能致しました。今後は過去作を含めた一大個展に期待!

>>そうなんです!今回は視線移動の感じが絵画的だなあと思っておりました。個展はうーむ。まだまだ先になりそうです。というかもろもろ未定です。


★青い光の粒子が宇宙から地球に届く贈り物のように眩く感じました。

>>青いのは空なので正解です。青い空を見上げられることの幸せよ。


★色彩豊かな”ぼかし”の表現がより日常に近付いた気がして興味深かったです。

>>今回は対象が人工物ではないのでそういう感じがするかもです。


★相変わらず写真と思えません、、、

>>嬉しいですね〜。褒め言葉だと確信しています。これからも唯一絶対の作品を発表していきたいです。


★きれいな光の粒が集まって何かの形を成そうとして成さず、けれど、離れたままではなく。明るい色のとりあわせ(自分たちで集まった色?)好き

>>杉の並木、紅葉の赤、空の青。自然の織りなす色彩。ほんと自分たちで集まって出来た色なのかもしれませんね〜。



感想すべては掲載いたしませんがご容赦くださいませ。

皆様、本当にありがとうございました!

New Year Selection 2014、結果詳細ページがUPされました

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先週、金曜日に終了したNew Year Selection 2014。

本日、結果詳細ページがUPされました。

http://www.art-point.jp/detail/?fn=d301.jpg

やはりこうやってページに掲載されると嬉しいものです。

さてまた次も頑張らなくては。

久々にしおりを作成

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久々にしおりを作成。

先日のNew Year Selection 2014の一位になった記念のお礼ってことで送ってみました。

来て見てくれたひとに感謝。

ありがとうございました!

モバイルSuicaで春もおトクなキャンペーン中吊り、他

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というわけで久々にペンギンくんの中吊り広告です。

モバイルSuicaで春もおトクなキャンペーン。

色合いがなんとも春っぽい。


スマホを見ているペンギンくん!


改札もスイスイ〜。


ゆったりシートでよい感じ。


ペンギンくんのまわりには蝶が飛んでました〜。春はもうすぐそこ!


こちらは「冬のSuicaあったかキャンペーン」の広告。

なんとメインは雪だるまさん。


こちらはおなじみのポーズです。

先の中吊りのと比べると線がぜんぜん違います。こっちはシャープなライン。

デザインっていうふうになりますね。

でもイラストっぽいのは中吊りのほうで味があります。

また見かけたらアップしますね。

Kawaii 日本美術 ー若冲・栖鳳・松園から熊谷守一までー(山種美術館)

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久々に山種美術館に行ってきました。

「かわいい」と銘打ったタイトルでしかも山種美術館とくれば間違いなく充実した内容であろうと期待していざ恵比寿。

今日は寒くてタクシーで。

すると運転手さんから既に今日は何度も山種に行くお客さんを乗せたとのこと。何かあるのですかね?と尋ねられてしまった。

はて何かイベントやってたっけ。

山種美術館に入って納得。

カフェはいっぱい。チケットを買う人の列も出来てて混雑してそうな予感。

会場に足を踏み入れてみて、なお納得。思ってた以上に混雑してて嬉しくなりました。

やはり皆さん、お目当ては若冲のよう。

うーん、今回はかなり嬉しい悲鳴。

かわいいの大好きなだけにいいなと思う作品がいっぱい!でも全て書くのはさすがに難しいのでセレクトして書いてみますね。


○伊藤若冲「伏見人形図」

素朴でかわいらしい。朱の色が蛍光みたくも見えるのだけどもとても自然と見える不思議。

顔の表情の細い線の筆致が肝なのかな、このかわいさの。


○柴田是真「山姥と金太郎図」

金太郎と山姥の対幅。金太郎は髪と斧の黒がびしっと決まってる。解説に書いていなかったけどもおそらくこれも漆でしょうか。

山姥は着物のラインが味わいがあって楽しめました。


○川端龍子「百子図」

画面は丸く、象を囲んだ子供達は楽しそう。象はかなりリアルでけっしてかわいくないのだが、子供たちは意外にもかわいい。自分がこれまでに見てた龍子の絵からはこういう感じっていうのはちょっと想像出来なかった。絵を見続けているとこういうことがあるので嬉しい。


○奥村土牛「枇杷と少女」

枇杷の幹の滲みがいい案配。パッと見は素朴なトーン、特に少女については。でもよく見ると枇杷の実は写実に近い描写ではっとする。


○小山硬「天草(納戸)」

ちょっと見た事のない独特な感じ。

髪など黒みが画面を閉める割合の多い中に丸い顔と合わせた両手の白の対比。そして手前のマリアさまに刻まれた金の十字。ストイックと崇高さとが色でも響いてる。


○伊藤若冲「樹花鳥獣図屏風」

やはりこの屏風の前が一番混雑していました。

架空のものも含めた動物たちの姿がただただ楽しい。モザイクの構成はもちろんだけども空と思って見てた箇所に水鳥がいるという異様なはずなのにそれを感じさせない構成の妙。

見てて思うのはみんな楽しそう。争うことなく皆がその生を謳歌している。やはり若冲は仏教なんだなあと。

近付いて見てみると状態はあまりよくないように見受けたのでいずれは補修などなされるべきなのではないかなあと思ってみたり。


○牧 進「明り障子」

竹林の中、雀が楽しそう。旧くなった笹の茶色の葉の上に茶色の雀が居るのだけどもこれがちゃんと成立してしまう。

雀はリアルに、下の笹はパターンみたく見えるように描かれているおかげ。

そしてこの景色の左右にタイトルにある障子が描かれていて奥行きのある画面になっている。横長である画面もスケール感があってよろし。


○奥村土牛「虎」

山種美術館での茶会の初釜で配った扇子の原画を土牛が干支ひとまわりの12回を担当したことがあったのだそう。その寅年の原画。

肩のチカラが抜けたかのような筆運びでくしゃっとしててでもやっぱり虎にしか見えない。この扇子、12種類まとめて見たいものです。


○森狙仙「猿図」

えっ!狙仙ってこんな風にも描けたんだとびっくり。いつもの毛並みの一本一本にまで気合いの入ったリアリティと違い、コミカルなテイスト。でもやっぱり上手くないと描けない。


○竹内栖鳳「みゝずく」

ぎりぎりセーフ。これ以上壊すと成立しない。

その際で心得て止めてる。見終わってもこの妙味は残りますね。


○上村松園「夏美人」

画面上に女性のみ描いているのだけども、この着物の織りなすフォルムとバランスが秀逸。


○熊谷守一「蝉」

「とのさま蛙」も好きなんですが色彩のバランスの難しさの肝としてはこっちが凄いなあと。

水色、緑、複数の茶色系。

ミニマムの線と色とで勝負してる感じがたまりません。


○棟方志功「美魅寿玖図」

このミミズクはもう反則。

向かって右のはなんかドラえもんみたい。

熊谷の4連続コンボの後、一気に弾けて笑いましたね。


あとこの他にもサントリー美術館所蔵の紅板(べにいた)も小さく繊細でよかったです。

やはり思ってたとおり楽しい展示でした。大満足!

3/2まで。

2月末で閉店する季織亭に行ってきました

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久々に季織亭に行ってきました。

昨年の6月の二階の8周年記念イベント以来です。

タイトルにあるとおり、この2月末でお店を閉めるとのことでなんとも悲しい気持ち。


いつもの二階のスペースに上がるとこんな張り紙が。

通い始めてからなんと11年が経つ。

一昨年に引っ越して世田谷を離れてからは二回しか来れていないけれどその前はほぼ週一回のペースで通ってたので400回以上は通ってたことになる。あらためてびっくり。

また世田谷にふと立ち寄ることがあればこの場所がある。

そう信じてた。

でも次にもうそれは適わないことなのだ。だからこの場所の楽しさを出来るだけ脳裏に焼き付けて飲んで食べてきた。


このメニューも久しぶり。日本酒も季織亭に来てから飲むようになった。


で、こちらが本日の肴。

まずはハートランドの生ビールから。まずはノドを潤してから。


お通しは相変わらず美味しい。どれも身体に優しい味がする。


お酒はまずは遊穂から。飲んでからああこういう味だった!やっぱり覚えてる。でも年によって当然味に違いがあるから以前に飲んだ時とは少し違うことにも気付けたのが嬉しかった。


合間にお水をごくごくを頂く。これで翌日に残らない。そうそう、こういうことも季織亭で教わったっけ。


ポテトサラダ。でも注文する際に「ポテサラの焼き」とお願いしないとこういう風になって出てこない。定番でこれは本当に美味しい。


続いて九郎右衛門。湯川酒造の十五代だったお父さんが亡くなり、娘の尚子さんが社長になって十六代。代代わりしての九郎右衛門は初めて。うん美味しい。


キャベツと桜海老の炒め物。海のものもちょっと食べたかったので頼んで正解。


3杯目は天晴。これも久々。神奈川に住む今となってはこちらの蔵元に行けたらいいなと目論んでたり。


最後はこちらも神奈川のお酒、相模灘。

日本酒ってほんと味が繊細。同じお米で作っててどうしてこうも味が違うものか。ほんと不思議。


〆はもちろんラーメン。

さば味噌拉麺。

さば味噌の缶詰を使ったものだと聞いてたのだけども、ここまで味噌と合うとは!缶詰のほうも甘さの加減がうまくマッチしてて馴染んでる。

想像してたところの上に来てたのでやっぱり季織亭だなと改めて実感。

ああ、このカウンターでいったい何人のひとと話をしただろう。

知ってるひとはもちろん、知らない人とも話が出来ちゃうちょうどいい距離感。

閉店の前に時間を作ってくることが出来てよかった。

これで悔いはない。

本当にありがとう!

一番大好きで最高にいいお店だったと思います!!!

海辺のニャア

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ちょっと前だけども奥さんと海に行って猫と戯れてきました。

グレーの毛並みはキレイで、でも野良なのかなっていうような身繕いではある。

↑かなり頑張ってたくさん撮ってキリっとした顔になってるけど実際にはもっと無愛想な表情。

メンチ切るかのようなしかめっ面。

でも、やたらと人に慣れてて「ニャー」と鳴いてすりすりと身体をくっつけてくる。

そうなるとこっちもついつい構ってしまう。

首の辺りをうりうりと触ってあげると悶絶せんばかり、気持良さそうに身をよじる。

奥さんがベンチに座ってたらなんとひざに乗ってきた!


珍しいな〜。

初めて会ったばかりでここまでフレンドリーになるなんて。しかもこんな気持ちよさそうな表情してるし。


まだまだ寒いけどもやはり海はいい。

またニャアと鳴くあいつに会いに行く事にしようっと。

メイド・イン・ジャパン 南部鉄器(パナソニック汐留ミュージアム)

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「メイド・イン・ジャパン 南部鉄器 伝統から現代まで、400年の歴史」展に行ってきました。

↑このビジュアルの美しいこと!

ピンクの南部鉄瓶。

アンシャンテ・ジャポンの製品で普通に購入可能なものなのです。
http://www.uminokanatani.com/pot/kipi.html

展覧会タイトルにあるとおり昔と今が繋がっているんだなあと実感出来ますね。

会場に足を踏み入れるとまずは美術展の面持ち。

ガラスケースの中に鎮座まします美しき鉄瓶や釜。

素敵だなあと思ったのは鉄瓶などを展示している下の面。銀色のシートで統一されていて上に乗るくろがねの美しさを見事に引き立てています。


第1部 南部鉄器の歴史 伝承される美

☆月に時鳥文南部形鉄瓶 作者不詳

レリーフ状に彫られた時鳥が鮮烈。実用なのだけども美術品ですね。羽欠きという裾のラインの崩した処理の趣きがよい。


☆波に鯉文富士形鉄瓶 藤田源蔵 孝保

この裾が広がるフォルム、米沢富士形が美しい。好んで使うひとがいるモノであるなあと。

明治に作られたものだけども全然古くない。


☆一繋馬灰皿 松橋宗明 台山

小さいのだけども灰皿の円周を走る馬たちの造形がお見事。

解説に蝋型技法を用いている旨が書かれてて納得。


☆やつれ釜・やつれ風炉 八代小泉仁左衛門 清信

もうタイトルにしてやられたり。

無様に朽ちてる感がたまりません。


このコーナーはどれも美しくて見飽きませんでした。こんな鉄瓶を実用で生活に用いてたというのはなんと贅沢なことだろうと。

米沢富士などの裾の広がった処理をみているとジオンのモビルスーツのスカートにも通じているなあと妙なところでつながってみたり。。。



第2部 南部鉄器の模索・挑戦といま

現代の南部鉄器は洗練されていてこれはこれでまた好きなものがありました。

岩清水久生の鉄瓶はバランスの留め方が絶妙。崩れる手前ぎりぎりで調和を保っていました。

そして、冒頭でのビジュアルでとりあげたアンシャンテ・ジャポンのカラーポットは色とりどりで並んでいるだけでかわいい。

でも色数は絞っててそこがいい。やりすぎるとこういうのって嫌らしくなるものだから。

鈴木成朗の「四方釜」は異様でよかったです。側面に階段があって天辺に十字架のある立方体状。もう釜だかなんだかわからない。

現在の南部鉄器は全体としてデザイン的な方向が少し強く出ているのかなあと思いました。



第3部 南部鉄器による空間演出

「柳宗理のモダンデザインとくらしのなかの南部鉄器」「茶室 行庵(内田繁)」「北東北のテーブルコーディネート(堀井和子)」「フランスのサロン・ド・テと南部鉄器」「NHK ただいま、東北♡岩手県盛岡編より」とコーナー毎に分かれた展示構成。

「フランスのサロン・ド・テと南部鉄器」のカラーポットの並んでるのはやっぱり好きですね。

「茶室 行庵(内田繁)」は鉄器よりも竹で出来たシースルー茶室のほうに眼が行ってしまう。


会場はコンパクトでしたが展示されている点数が多く満足でした。

そして物販コーナーで展示されていたものが実際に買えるというのは本当に素敵なことだなあと。


というわけで我が家にも一枚だけ買って帰りました。

じっと見てて見飽きない。よいものを手に入れられました。満足です。

3/23(日)まで。

ありがとう10周年Suica電子マネー、他

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ありがとう10周年Suica電子マネーのポスター!!!


たーくさんのお買い物を持ってうれしそう!


このロゴのデザインもよいですね〜。

Suicaが電子マネーとして使用出来るようになって10年。

エキナカのみならず街中に普通に使えるようになりました。ほんと普及して当たり前のものになったなあと実感します。

なんにせよ駅の中にペンギンくんが駅に溢れてるのは嬉しい限りです。



こちらは中吊り。かかえてる箱の数が違います。横長と縦長のバランスってことなのでしょうね。


こちらは「おかげさまでSuica電子マネー10周年キャンペーン」の詳細。

久々にグッズがいっぱいです!

キャンペーンの概要は↓こちらで確認してみてくださいね。

http://www.jreast.co.jp/suica/10thcp/index.html

エントリーしてSuicaで100円以上のお買い物を5回以上で素敵なプレゼントがもらえるかも。


あ!こんなのみつけた!


ぎゃー!ペンギンくんづくし!

・モバイルSuicaサービスガイド
・新潟でSuica!
・おかげさまでSuica電子マネー10周年キャンペーン


これは反則です!「お土産にペンギンはいかがです?」


ペンギンくんがペンギンくんを食べているという衝撃のビジュアル(笑)


ほんとグッズの種類が増えましたよね〜。


こちらはずいぶんと前になってしまったけどリンガーハットの中吊り広告。


ちびすけと一緒なのは久々かも。


いつも気になる横浜駅にて。春の訪れを告げるペンギンくん。

また見かけたらアップしますね。

あと↓こんなのも出てて気になるところです。
Suicaのペンギン Let's have fun with Suica! (e-MOOK 宝島社ブランドムック)クリエーター情報なし宝島社
Suicaのペンギン Let's have fun with Suica! Special ver. (e-MOOK 宝島社ブランドムック)クリエーター情報なし宝島社

Suicaのペンギン カードケース ありがとう10周年Suica電子マネー バージョン

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Suicaのペンギン カードケース ありがとう10周年Suica電子マネーバージョン。

ふとキオスクを見てみるとありました!

消費税が上がったとたんに見つけちゃうとは。

3月末までは税込500円だったのが4月からは514円に。

でもこの絵柄のはひとつ欲しかったので買っちゃいました。

あと、いままで使ってたパスケースがかなりくたびれてきたので替えたいなあと思ってたのです。


パッケージはこんな感じ。

ちゃんと、ありがとう10周年Suica電子マネーの記念マークが入ってます。


キーチェーンの裏側にはやっぱりペンギンくんの顔になってました。

それにしてもこのカードケースのシリーズも息が長いですね。

黒に顔、白に顔、それぞれの表情のバリエーションから季節モチーフのイラストなど種類は多かったかと思います。

また新しいのが出てくれるのを楽しみにしています。

Suica-feに行ってきました!

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遂にスイカフェにやってきました。4/1にオープンしてたので行きたいなあと思ってたのです。

Suica電子マネー10周年を記念して5月中旬までの期間限定。
詳細はこちら→ http://www.orangepage.net/op/event/140401suicafe.html


もともとカフェで販売している本を試し読み出来る「マルノウチリーディングスタイル」というお店。

なるほどもともとがカフェだったらこれは期待出来そうです。


このペンギン4兄弟(笑)ったら!


入口手前のこのポスターの出来がよくて気に入りました。


この表情たまりませんね〜。


この本を読んでるのも雰囲気あってよいですね。


このペンギン三昧な光景。


店内はこんな感じ。


受け渡しカウンターの下のポスターがいい並びでした。


開店と同時に並ぶもさすがに日曜日。お目当てだったガトーショコラ限定30個は即売切。


その代わりペンギンクッキーをGET出来て満足。

実は別の用事もあったのだけども奥さんがこっちを先に行こうと言ってくれたのが大正解でした。

後で行ってたらクッキーにありつけたかどうか。

奥さん、ありがとう!


正式名称は「Suica-fe ブラックココアクッキー」。フレンチレストランとの協同開発!うわー、すごいです。


表情はこの2つが残ってました。他にもあるのかな?奥さんと一緒に行ったので1個ずつ。


袋から取り出すとこのまん丸な顔がたまりません。


あとマグカップがいいんですよね。先ほどのポスターと同じビジュアルですね。


裏面は給仕してるペンギンくん!こっちもかわいい。

このマグカップは販売されていてお値段もお手頃。1300円でした。

こちらの絵柄は人気みたいで既に品切れになってたのでもうひとつのサーフィン柄のほうを買いました。

Suica-feはゆったりとしてて居心地がよかったです。

イベントで臨時で作られた空間っていまひとつというところもありますがここは本当にゆったりとした時間を過ごせて満足でした。カフェとして一番大切なことが守られていて嬉しかったです。

そして嬉しいペンギンくんのプリントの展示も。

全部で8点。全て完売、さすがに人気です。


「プレゼント」
今回のキャンペーンのイラスト。Suica電子マネー10周年!

「東京カメラ」
東京タワーとペンギンくん。
荷物もってやってきてアイス食べて写真撮ってる。時系列に3羽を同じ画面に描いてる。


「おかいもの」
かつてこれと同じような絵柄の記念Suicaがありましたね。

「ペンギンと豆の木」
二本の弦がニョキニョキと垂直にのびてく。
どっちが上なのかな?

「ピカソとダリ」
楽しい美術館シリーズ。やはりこの2点はインパクト満点。


「ピーナッツペンギン」
かつて千葉エリアにもSuica拡大した記念Suicaと同じ絵柄かな?

「マーチングバンド」
9羽もいてにぎやかで楽しい。


「Suicaのペンギン」
片手をあげてポーズをとるペンギンくん。やはりここが原点です。


こういう装飾のデザインがよく出来ているなあと。


天井からペンギンくんがぶら下がってたりするのも面白い。


さらにその手前にはトランプも。とにかく空間に楽しさが溢れてました。

そして正面から入って突き当たりを左に曲がってみると。。。


おおー!さかざきちはるさん直筆のペンギンくんたちが!!

デザインものもいいのですがやはり生で描かれた線には心動かされます。


じゃーん!戦利品です。


まずはマグカップ。


開けるとまずは木製の蓋がでてきます。


蓋を取るとペンギンくん!イラストがあるだけでほっこりますね〜。


コーヒーの波をすいすいと。


あっ!ウィンナーのタコさんとリアルなイカさん!!


蓋をのっけるとこんな感じです。これで1300円は安いです。


あとこのトレイも買っちゃいました。

絵柄は2種類。ペンギンくんが寝そべってるのとこの大黒様のと。

なんとなく福が来そうなのでこっちにしました。


こちらは今回のビジュアルを手ぬぐいにしたもの。こちらは奥さんが買ったもの。


隠れてるのと交互になってるのがかわゆい。


癒しのペンギン。

手ぬぐいは他にも種類があってどれもよかったです。


<おまけ>

東京駅でみたSuicaロッカー検索の端末。


おおきなサイズでペンギンくんが居てくれると和みます〜。


こちらはもっと大きなバージョン。


側面に表情のバリエーションがあるのも○。

久々に長くなって嬉しい限りです。ああ、満足なり。

袴田京太朗 展「人と煙、その他」(平塚市美術館)

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袴田京太朗 展「人と煙、その他」に行ってきました。

このビジュアルのヒトガタ。アクリルの透けた感じがなんともよいです。

袴田さんの作品は以前にも資生堂で見て強烈に印象に残っていました。

会場に足を踏み入れると壁面に突っ伏すかのようなヒトガタの群れ。

カラフルなアクリルを組み合わせた色合いがポップ。

なのだけどもよくよく近付いてみるとその表面は削られた痕跡の生々しさを感じ取ることが出来て少し印象が横滑りしてく。

そう、これは彫刻なのだ。

でも、ぱっと見の印象はどちかというと一体成形されたソフトビニールの人形、フィギュアなんかに見てしまう。

彫刻っていうのはやはりどちらかといえば重みを感じるのだけども、この壁面に向き合った彫刻たちにはそういう重さを感じない。どこかふわりと飛んでいってしまいそうなのを壁につなぎ止めているようにさえ見えてくる。

アクリルの層とカラフルな色合いはその中に無限への広がりも感じさせてくれる。

冒頭からの両側の壁面とその突き当たりは圧巻でした。29点組の「Families」、25点組の「扮するひと」。そして肩を組んだ二人「Butterfly」。

さて次は初期の作品のコーナー。

作風がまるで異なっていて驚かされます。

タンスの中に開けられた穴に貼られた金属の構造。引き出しが4つあるからか?「4人乗り」

「実物大の犬」は電気コードで作られた犬。犬よりも電気コードの先にある電球とその4つの電球の上に乗った4つ足の木製の台のほうの不安定さが気になった。

「奈落の瀧」、「奈落の煙」は漏斗のように下に行くと狭まっていきそれが瀧や煙の形だったり。

「花の柱」などの柱シリーズ5点は柱のてっぺんからその形にえぐられている。この中だと「魚の柱」が面白い。

続いては「Smoke and House」のシリーズのアクリル作品。

その名のとおり家と煙がつながってる。決まった形と無限に変化する形。この面白みに惹かれるのだろうか。

壁面にかかってた「2つの煙」は一見、うさぎの耳みたいでピンクの色合いもあってかわいいなあと。

「アンドリューの耳の煙」など耳の形のアクリルのも4点。煙とあるけどもどれも家がくっ付いてる。??耳が煙?煙は家??

天上からぶら下がる長いアクリルの作品たちは異様さが半端ない。

特に「Famili sticks」が気になった。

家族モチーフでそれぞれ(娘と娘)、(妻と妻)、(息子と息子)、(自分と自分)というタイトル。

(自分と自分)以外は天上からぶら下がってて下にはそれぞれ大理石彫刻でよく見るような人体フォルム。いずれも対になっている。

(自分と自分)だけはなぜか床に突っ伏していてしかも上から見たフォルムが耳のようなえぐれかた。色も片方は黒、片方は緑。謎がいっぱい。

最初、気付かなかったものの途中で奥さんに言われて気付いてびっくり。

ぶら下がった上のほうに眼をやるとなんどブロック状のヒトガタのパターンが!!下ほうではそう見えず、上に行くとこのパターンが横滑りしてそれとわかるような仕掛けになっている。

「布袋ー複製」は一見すると3分割した既存の布袋像をその欠落した部分をアクリルで複製しているかのよう。

でもよおく見てみると複製されたはずのアクリルはままコピーではなく微妙に配分をいじられている。

「ジュリアンーScatter」アクリルの小便小僧。その小便もアクリルで床に着地してて力強い。横にはノートパソコンがあり実際の小便小僧の映像が流れている。もちろん水の音も出ている。

その傍らに無造作に並べられたアクリル。ナンバーがふられていてこの小便小僧を構成するパーツだとわかる。

「トランペットー空洞」最初、あまりピンとこなかったのだけどじっくりと会場内を見て回ってしっくりとくるようになりました。

漏斗から注ぎ込まれたポリウレタンがトランペットの管を通って台座からもこぼれている。

この漏斗のイメージというかフォルムは他の作品にも感じ取ることが出来て作家にとって重要なモチーフなのだろう。

今後どう作風が変化してくのか気になるところ。

会場を出ると外にもうひとつ。さらに階段を降りると2つの作品が展示されています。

ラスト2つ。あの果実は何故に??

そして1階のミュージアムホールでは袴田さんの公開制作の映像が流れていました。

これは絶対に見たほうがいい!

一枚一枚アクリルを裁断して貼付けて。この行程がどれほどの作業なのか思い知りました。かなりの重労働です。かつプランがきちんとしていないと成立しない。

物販コーナーで本展のカタログがあり中を見てみると作者のノートの画像もあって、これは逆に展示して欲しかったなあと。

6/22まで。

袴田京太朗作品集袴田 京太朗求龍堂
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