「さかざきちはるの世界展 チーバくんとなかまたち」に行ってきました。
会場は市川市芳澤ガーデンギャラリー。
ここは実はこれまで行ったことなかったのです。というわけで今回が初めて。
会場のちょっと手前にこんな看板も。
この水色って国体の時のチーバくんのポスターでも使われてましたよね。
さて、会場の廊下にはなんと会場には嬉しいスタンプが!
一瞬、山種のスタンプを思い出しましたよ。
左からチーバくん、ペンギンくん、クウネルくん。
さて、会場は4部構成。
びっくりしたのはちゃんとリストがあるところ。結構、ちゃんとした展覧会でリストを配布していなところも多いのでよいことだなあと。
?キャラクターの部屋
まずはチーバくん。
千葉県の図から徐々にわんこになってく過程が分かって楽しいのです。
同様にして、「Suicaのペンギンができるまで」と「カクカクシカジカができるまで」、「クウネルくんができるまで」も展示されています。
やはりキャラクターを生むというのは大変なこと。
さかざきさんはこれだけ親しみのある人気のキャラクターを世に出し続けてるのです。
ここまでコンスタントに出てくるということにびっくりしますね〜。
絵はもちろんなのですがノベルティで登場したSuicaペンギントースターやクウネルくんのてぬぐいなども。
あと、ネスレのアカブタ親子や、幼児雑誌のめみむめもんちなどSuicaペンギンのように誰でも知ってるというキャラクターではないイラストも。
元のイラストとして見られる機会は少ないのでこれも貴重な機会です。
?ペンギンの小部屋
ここが一番なじみがあるコーナー。
2003年〜2005年までのプリントや原画はその時点ではその存在すら知らなかったので見られて嬉しい限り。
作風とタイトルの変遷が興味深いです。
そして2005年以降については所有しているものもあって絵柄を見ると見覚えのあるものが多く安心感がありますね。
?絵本の部屋
イラストレーターのほかに、さかざきちはるさんには絵本作家としての顔もあるのです。
「ペンギンゴコロ」絵本の原画8枚組は見ごたえあり。
絵本のペンギンがあったからこそ、Suicaペンギンに至ったのですから。
奥の壁には絵本が閲覧できるようになっています。
ここでじっくりと読むのもよいですね。
「ねずみのルルとおかしのくに」絵本の原画11枚組は、そもそも絵本の存在すら知らなかったのでこれは見られてラッキーでした。
?さかざきちはるの部屋
そして、ラストは意外や意外!
さかざきさんの日常を一枚イラストとテキストでパネルにしたのが数点。
そしてなんと小学生時代に書いた絵本。
大学生時代の「善きペンギン 悪しきペンギン」は以前に作り直した「よいぺんぎん わるいペンギン」で知ってはいたもののこれはやはり作家のルーツが垣間見れるのがよいですね。
(参考記事:活版を巡る冒険展(CONTEXT-S))
あと、同じく大学の時に作られた「すいへいさんのせかいりょこう」も興味深いところ。全部広げて中身を読みたいですね。
そして奥にはガラスの向こうにさかざきさんの本棚のパネルと実際にさかざきさんの読んでいた本。
コンパクトでしたが網羅した内容になってて楽しめました。
今回、素敵だなあと思ったのはこの袋。
赤で目立つし来館者が帰る時にどうしても目につくのが宣伝になってるなあと。
クリアファイル。やっぱりかわいいなあ。
そして、こちらはストラップ。
あと実は一番うれしかったのはこのガチャガチャ。
以前の国体の時の絵柄のピンバッヂで種類がやたらと多いのです。
会場の中にもこの元のイラストが展示されていました。
昨日の初日に行ってみたところ、さかざきさんがいらっしゃってお話することが出来ました。ラッキーでしたよ。
みんな、待ってるよ!
なんかそうとでも言いたげなこの4ショット。
3/25まで。
イラストのこと、キャラクターデザインのこと。クリエーター情報なしビー・エヌ・エヌ新社