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Channel: あお!ひー
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模型屋に思う「場」

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約束まで時間があったのでふと模型屋さんに立ち寄った。

そこは初めて入るお店だったのだけど、ここ最近のホビーというお店ではなく、明らかに模型屋というのが相応しい面持ち。

鉄道模型、プラモデル、フィギュアと幅広い品揃え。

でも明らかに最近の店と違うのは仄暗さ。

最近のお店のようにやたらめったらと蛍光灯の白い光で照らしていないのです。

節電とかではなく、これがこのお店のトーンなのでしょう。

入るのに覚悟が必要な感じ。

そうだ、子供の頃の模型屋ってそうだった。

大人と一緒、もしくは友達と連れ立ってでなければ行けなかったと思う。

山積みになった本当にこれ全部売れるんだろうかというくらいのプラモデルの箱の山積み。

走り回る子供が入っては危ないし、それを受け入れない雰囲気がある。

溶剤のシンナーの匂いもその一因であることは間違いない。

期待すべき世界がそこにはあるのだけど、踏み込むのにちょっとした勇気の居る世界。

趣味っていうものを初めて意識する心沸き立つ場所。

でっかいオモチャ屋もいいけど、やはりこういう気分を味わって大きくなるのって大切なことだ。

場というものが存在してて、そこにそぐうかそぐわないか。

そんな空気を読み込む力を自然と鍛えてくれていたのかもしれない。

なんで、今日はこんなことを書いたかというと、これから昔の仲間と新年会をやるから。

その面々はというと鉄道研究会のメンバー。

それでふと模型屋に寄ってみたらこんなふうなことを思ったわけ。

さ、楽しく飲んできますね。

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