以前から気になっていたマリーギャラリーに行ってきました。
場所は浜町。あまりギャラリーのなさそうな馴染みのないエリア。
名古屋にあるギャラリーコヅカの東京店。
最近、地方のギャラリーが東京へ進出してきてるケースが増えてきてるように思います。ニュートロン、イムラなどなど。
マリーギャラリーでは現在、高木英雄 展を開催中。
WEBで見たらこの謎の赤い三角。これはちょっと実物が見てみたいなと。
てっきりプラスティックのようなケミカルな物体だと思ってたらなんとこれは紙。
しかも小さな三角のをたくさん組んででっかい三角にしてある。身長よりもでかくて紙とは言えかなり重そう。
この穴も曲者で見る位置によっては向こうが見通せたり塞がっていたり。
あとこの個が全、全が個というフラクタル的な構成が森美術館で見た「メタボリズムの未来都市展」を想起させてくれるような気がしました。
メタボ展見ていいなと思ったひとは好きかも。
こういった規則的で直線のイメージだったのですが他の作品はまた毛色も違っていました。
奥にかかっていた円形のリング状の作品はどこか曼荼羅的。
手前のテーブルに載っていた筒型のは面白いギミックが。
ギャラリーの方に触っていいと言われていじってみたら何層かになってて外すことが出来る。
これももちろん紙なのだけども中の芯みたいなのが木を削ったかのような風合い。なかなかに素敵。
大通りからちょっと奥まった静かなスペースでゆっくりと見ることが出来ました。
明日7/7まで。
Marie Gallery
http://mariegallery.com/