New Year Selection 2018の出品作品。
No2 あおひー「召喚」。
入口入ってすぐ下の段になります。
残り期間で在廊が難しく、直接ご説明出来ないなあということで文面にしてみました。
今回の作品も写真です。
ですが解説がないと何をどう撮ってこうなったかがまるでわからないかと思います。
いつものセンサーの小さなコンデジでフォーカスを外して撮っています。
被写体はLEDが噴水の下から照らす作りのもの。いくつかの穴が弓なりにならんでいて色は青、紫、赤、緑と変化していきます。
青のLEDの明滅は何故か消えたタイミングの黒みが残り鮮烈な印象の画面となるのです。
被写体がビカビカと光っていてオリジナルの画像はもっと青みが強いのですが印刷出来る色域を外れているためプリントするとこのような落ち着いたトーンになります。
水と光で織りなすフォルムが得体の知れない何者かが召喚されているようにみえてこのようなタイトルとしました。
抽象のその向こう側に結実するイメージ。
以前から撮り続けている川面と通底しているのです。
少しでも作品に興味を持ってもらえると嬉しいです。
こういうアプローチで制作した作品だということを理解してもらえたらよいなあと。
あの画面だとひょっとするとCGに見られてちゃってるかもしれない。
いえいえ、確かにこの世の中に存在する風景なのです。
わたしは密かにそれをすくいとるのです。